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浦和の阿部、ACLに向け駅前で志願のビラ配り 主将の告知活動にチームメートも「すごい!」

4/25(火) 19:30配信

Football ZONE web

オフのなか浦和駅前で声を掛け35分で1000枚を配り、クラブのために行動

 浦和レッズの主将、MF阿部勇樹がピッチ外で志願の行動に出た。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第5節の本拠地ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW、オーストラリア)戦を翌日に控え、クラブスタッフが実施した浦和駅前でのビラ配りに参加した。

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 ここまでリーグ戦全試合でフル出場するなど大車輪の活躍を見せるキャプテンは、この日のトレーニングをコンディション調整のためにオフとなり、WSW戦を欠場することが極めて濃厚だが、それでもクラブのためを思う行動に出た。

 この日、浦和は浦和駅、浦和美園駅、東川口駅、鳩ケ谷駅の4カ所で、翌日のWSW戦に向け合計2150枚のビラ配りを実施した。平日のナイトゲームとあり、シーズンチケットを含む前売り販売数が約2万5000枚。告知活動に力を入れるなかで、阿部がクラブスタッフに「自分もやりたい」と志願して浦和駅前に現れ、道行く人に声を掛けながら配ったビラは約35分で用意された約1000枚がなくなったという。そして、その後は今後の日程が記載されたビラを約200枚追加して配ったとのことだ。

 そうした行動に、WSW戦でスタメン出場が濃厚なFW李忠成は「すごい!」と感嘆し「選手が自発的にやることは、指示されてやるのとは力が違う。一つのビラ配りにも思いがこもっているのを感じてくれた人がいると思う。ACLへの思いをそういう形で表現したのだと思います」と話した。

チームをまとめる“縁の下の力持ち”

 浦和は上海上港(中国)と勝ち点9で並び、WSW戦を引き分け以上で決勝トーナメント進出を決めることができる。しかし、GK西川周作は「もちろん1位での突破を目指す」と宣言し、DF槙野智章も「グループの突破だけを目指しているわけではない。次のラウンドも見据えれば、勝ち点3とそれにふさわしい内容の試合をすることにこだわる」と、あくまでも首位通過に意気込んだ。

 クラブスタッフによると、過去には「よりクラブのことを理解したい」という思いから、チームの課長以上の役職が出席するクラブミーティングにも志願して出席したことがあるという。2007年にジェフ千葉から加入し、一度はレスター(イングランド)への移籍でチームを離れたが、再び12年から浦和に復帰。そうした思い入れの強さが、表に出ない部分での行動にも現れている。

 個性の強い面々が揃う浦和のなかで、ボランチの位置から“縁の下の力持ち”とでもいうようなタイプのキャプテンとしてチームをまとめる阿部だが、その強い後押しを受けてチームはWSW戦での勝ち点3に向けて前進していく。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro KUTSUWADA

最終更新:4/25(火) 20:15
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