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トッティ、今季限りで引退か。偉大すぎるがゆえの問題。フロント入り後も配置は困難?

4/25(火) 15:34配信

フットボールチャンネル

フランチェスコ・トッティの去就に注目が集まっている。昨季に契約延長された際にはロマニスタだけでなくイタリアサッカー界の誰もが喜んでいたが、40歳を迎えたいま、彼はどのような決断を下すのだろうか。(文:神尾光臣【ミラノ】)

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 2017年2月、ASローマの新スタジアム建設計画がローマ市に正式に承認された。昨年6月に公共事業の大幅な見直しを公約に掲げていたヴィルジニア・ラッジ市長が就任して以降、周辺地域の開発計画について様々な物言いが続いたが、規模を縮小した修正案が承認され建設の運びとなった。

 戦力自体はスクデットを狙えると評されながら、専有スタジアムを持つユベントスとは経営的にも差が開くばかりだったローマ。収入基盤を確固たるものにする新スタジアムを得ることで、ようやく絶対王者に肩を並べる希望が持てるというものである。といっても、本格稼働はまだまだ先の話。2018年中とされた当初の計画から遅れ、完成予定年は2020年だという。

 あと3年。現在40歳の主将フランチェスコ・トッティにとって、さすがに新スタジアム完成まで現役を続けることは難しいだろう。むしろその彼については、今シーズンを最後にスパイクを脱ぐ決断をするのではという噂が立っている。4月13日、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「トッティが真剣に引退を検討しており、来シーズンからはフロント入りを果たすのでは」と報じた。

 そもそも彼は、昨シーズンの時点からルチアーノ・スパレッティ監督下でベンチを温めることが多くなり、地元メディアからは「終わった選手」と呼ばれるような扱いを受けた。

 もっとも、終盤のアタランタ戦での決勝ゴールなどパートタイムながら得点に絡む活躍を見せ、ローマの3位キープに貢献。そしてもう1年の契約延長を勝ち取った。今季序盤もその調子を維持し、カップ戦も含めて毎試合とはいかないまでも90分間プレーできるコンディションも整えた。9月は公式戦6試合に出場し2ゴール4アシストと数字も残している。

 そこから故障に見舞われた。足首を痛め、膝の筋肉に問題を抱え、1ヶ月ほど稼働できない期間もあった。ただ試合に出れば、ピッチを俯瞰で把握して一発で局面を変えるダイレクトプレーは健在であることを度々見せる。「自分の頭と体のことは信じられるし、チームにまだまだ貢献できるとオレ自身は思っている。フィジカル的に調子がいいのなら、なんでやめなきゃいけないんだよ」と、地元メディアに語ってもいた。

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