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川崎がアウェー水原三星戦でACL初勝利! 奈良のヘディング弾で1-0、決勝T進出に望みつなぐ

4/25(火) 20:57配信

Football ZONE web

前半は川崎がボール保持率を高めるも、シュートにつながらない時間が続く

 川崎フロンターレにとって、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ突破への大一番は、大会初勝利で決勝トーナメントへの道を大きく切り開いた。25日のACL第5節で水原三星(韓国)と敵地で対戦した川崎は、後半3分にDF奈良竜樹が決勝ゴールを決めて1-0で勝利を収めた。

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 ここまでグループステージ4戦連続ドローと、無敗ながらも未勝利というもどかしい状況が続くなか、勝ち点8で首位に立つ水原三星との一戦を迎えた。川崎は2連勝すれば自力で突破できる一方、引き分け以下に終わった場合は、他会場の結果次第で敗退決定となる背水の陣で臨む一戦になった。

 川崎は敵地に乗り込んだなかでも武器とするパスワークでボール保持率を高めるも、シュートや決定機の創出につながらないもどかしい時間が経過。引き分けでも突破が決まる水原三星が5バックと3ボランチで固めてきたこともあり、効果的な攻撃を繰り出せず。前半18分には、カウンターから相手FWパク・キドンが古巣対決になるGKチョン・ソンリョンと1対1になる大ピンチを迎えたが、シュートは枠外に飛んで事なきを得た。

 水原三星の守備ブロック外でボールを回す形を強いられるなか、同32分にはペナルティーエリア外からMF中村憲剛が狙いすましたミドルシュートを放ったものの、わずかに枠外。結局、スコアを動かすことはできずに0-0でハーフタイムに突入した。

川崎の守護神が終盤にスーパーセーブ

 もどかしい流れを打ち破ったのは、セットプレーだった。後半立ち上がりの3分、右サイドでフリーキックを得ると、中村がファーサイドに上げたボールにDF奈良竜樹が合わせた。マーカー3人の上をいく高さのヘディングシュートを文字通り叩き込み、敵地で念願の先制点を奪った。第2節のイースタンSC(香港)戦では前半で退場処分を受け悔しさを味わった男が、名誉挽回の一撃を決めた。

 先制点を奪った川崎のボール保持能力が、攻撃に出たい水原三星を苦しめる展開になった。プレスをいなすパスワークと攻撃が機能し、同19分にはスルーパスに完全に抜け出したFW小林悠が相手GKと1対1になる大チャンスを得た。しかし、ここで小林は左足シュートを枠外に外してしまった。さらに同25分にはMF三好康児がGKとの1対1を失敗し、こぼれ球に詰めた小林も決められず。追加点を得る絶好のチャンスを逃してしまった。

 試合終盤に水原三星の反撃も受けた川崎は、後半アディショナルタイムに迎えたゴール前の数メートルでフリーのシュートを撃たれる大ピンチも守護神チョン・ソンリョンがスーパーセーブ。このまま1点リードを守り逃げ切りに成功した。

 川崎はこの勝利で今大会の初勝利を挙げて勝ち点7に伸ばした。川崎の試合終了後にキックオフされる広州恒大(中国)と最下位イースタンのゲームで広州が勝利した場合、川崎は3位で最終節を迎えるが、水原三星と広州恒大が直接対決のため、川崎は勝利でグループステージ突破を決めることができる。4戦連続ドローを経て敵地で初の勝ち点3は、川崎の決勝トーナメント進出への道筋を明るく照らし出した。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:4/25(火) 20:59
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