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大相撲中継 ツウはBS1に注目、解説者選びに「しきたり」も

4/26(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 横綱・稀勢の里の3場所連続優勝がかかる大相撲5月場所は、前売り券の「即完売」が大きく報じられるなど、相撲人気はますます高まっている。

 ここでは、ガチンコ本場所がもっと面白くなる大相撲中継の裏話を紹介しよう。

◆BSの「幕下中継」が復活した理由

 午後3時頃から始まるNHK総合の中継もいいが、ツウは午後1時からのBS1の中継に注目する。

「幕下以下と十両以上では、給料や付け人の有無など、待遇が天と地ほど違います。それだけに、幕下上位の取組や、幕下と十両が当たる“入れ替え戦”の一番は、掛け値なしのガチンコになる。この取組が見られるのはBSだけ」(スポーツ紙デスク)

 野球賭博や八百長問題が発覚した2011年3月場所以降、BSの生中継は中止されていた。同年11月場所から復活したのだが、これを一番喜んだのは部屋持ちの親方衆だったという。

「幕下クラスの力士がテレビに映ると、新弟子獲得にプラスなんです。地方に住む力士の親や親戚が見られるので、“遠くに行っても、すぐにテレビで応援できますよ”と勧誘できる。実際、BS放送がなかった時は、入門希望者も激減した」(NHK関係者)

◆中継の解説者を決めるのは大変?

 放送席に座る元力士の解説者選びには“しきたり”がある。

「正面の放送席に北の富士勝昭、向正面に舞の海秀平といった具合に元人気力士を揃えることが多いが、組み合わせには苦労する。

 先場所の3日目に貴乃花親方が正面で解説した時には、向正面は同じ一門の阿武松親方(元関脇・益荒雄)でした。協会改革派の貴乃花親方には反発する親方もいますからね」(同前)

※週刊ポスト2017年5月5・12日号