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復帰のシャラポワ、天敵セリーナ休養が追い風? 米解説者「一番のプレゼント」

4/26(水) 10:03配信

THE ANSWER

対戦成績2勝19敗のS.ウィリアムズが妊娠・休養は恩恵「GS優勝は時間の問題」

 ドーピング違反による1年3か月の出場停止処分が明け、24日に開幕したシュツットガルト・オープン(ドイツ)で復帰する女子テニスのマリア・シャラポワ。グランドスラム通算5勝を挙げた元世界ランク1位のカムバックは大きなニュースとなっているが、時期を同じくして飛び込んできた元世界ランク1位の休養が、復活を目指すロシアの妖精の追い風となるかもしれない。米スポーツ専門テレビ局ESPNが報じている。

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「さあ、シュツットガルトはマリア・シャラポワの時間だ」と報じた記事では、出場停止帰還が終わってから1週間後、思いがけないニュースを受け取ったと記述。それは、セリーナ・ウィリアムズが妊娠し、2017年の残りのシーズンを休養することだ。

「ニュースが広まった日に30歳となったシャラポワにとっては、非常に思いがけない展開だ」と記述。理由としてシャラポワがウィリアムズに最後に勝ってから10年以上が経っており、天敵であることを紹介。「シャラポワの対ウィリアムズ戦績は? 2勝19敗だ」と記している。

 女子ダブルスで五輪金メダル2度、グランドスラム2勝を挙げたESPNの解説者、メアリー・ジョー・フェルナンデスは「ウィリアムズのニュースはとてもハッピーだし、彼女の人生の次章が楽しみ。でも、それが女子テニスのドアを広く開けたとも言える」と語る一方で「マリアにとって一番の誕生日プレゼントになったでしょう。彼女が勝てなかったイチの選手だから」と指摘したという。

 実に1年半にわたる出場停止処分からの戦線復帰。「かつての世界1位でグラウンドスラム覇者のシャラポワに期待されることは?」。記事では、この問いに応じたフェルナンデス氏はグランドスラム制覇に太鼓判を押している。

休養で体と心が回復?「ロジャーはそれで強くなったし、マリアもそうだと思う」

「グランドスラムも可能かって? もちろん。彼女は自分の能力に自信がある。時間の問題だけだと思う」

 すでに30歳となったシャラポワ。だが、記事ではかつて30歳という年齢がテニス選手にとって手強い境界線となったが、今は違うと指摘。ウィリアムズのグランドスラム23勝のうち、10勝は30歳になってから直近では35歳で全豪オープンを制したこと、男子のロジャー・フェデラー(スイス)は35歳にして王者に君臨していることを理由に挙げている。

 左膝の故障などにより6か月の長期休養から復活したフェデラーについて、記事は「体と心の両方を回復させる時間を取る価値を強調した」と述べた上で、フェルナンデス氏のコメントを紹介した。

「身体的にも精神的にもフレッシュな時にどうなるのかを、私たちはロジャーの時に目の当たりにした。ロジャーはそれで強くなったし、マリアもそうだと思う」

 復帰を巡っては賛否両論あるシャラポワ。1年半の処分を体と心をリフレッシュする期間とし、そして、かつての難敵ウィリアムズの休養をプラスに変え、再び輝くことはできるのか。グランドスラムの頂を目指した元世界女王の戦いは、シュツットガルトの地から幕を開ける。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:4/26(水) 10:10
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