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薄毛とマイナス思考の原因は「便秘」にあった

4/26(水) 11:26配信

オトナンサー

「便秘になると、薄毛のマイナス思考人間になる可能性があります」

 そう話すのは、ブログ「Happy Rebody」を運営する、管理栄養士の林さちこさんです。便秘と薄毛とマイナス思考。一見、無関係に見える3者ですが、一体どのような関係があるのでしょうか。

「たかが便秘」とバカにしてはいけない

 腸内で悪玉菌が増殖することで引き起こされる便秘。林さんによると、その結果、腸内環境が乱れて、未消化のタンパク質や消化することのできない添加物が腸壁から血液に吸収され、汚れた血液が全身を巡ってしまうといいます。

「これらの不要物は、体を健康に保とうとする代謝力を下げてしまいます。その結果、健康な毛髪を育てる力も下がり、薄毛を招きやすくなるのです」

 マイナス思考は「幸せホルモン」と呼ばれる脳内物質、セロトニンが不足することが原因の一つと言われています。そのセロトニンはトリプトファン、ハイドロキシトリプトファンと呼ばれる物質を経て生成されます。このトリプトファンは健康な腸内で作られる物質であることから、便秘になると生成されず、マイナス思考につながるようです。

「トリプトファンから、ハイドロキシトリプトファンへ変換される際に、ビタミンCやビタミンB群を使うのですが、これらもトリプトファン同様、健康な腸内で作られます。また、セロトニンは腸の蠕動(ぜんどう)運動を促す作用もあるため、分泌されないと便秘になりやすくなります。ストレスを感じると便秘になるのはそのためです」

 さまざまな物質がさまざまな要因でつながっています。「たかが便秘」とバカにしていると、後で「しっぺ返し」を食らうことになるようです。

利尿作用のあるカフェインは手ごわい敵

 仕事と時間に追われるビジネスマンが便秘になりがちなケースは、ずばり「水分不足」と林さん。水分の摂取量が少ない人の大便は、カチカチに固くなってしまい腸内で移動しにくくなり、便秘の原因となってしまいます。毎日、オフィスでコーヒーや緑茶を大量に飲んでいる記者は、これを聞いてひと安心しました。しかし、林さんはこう話します。

「コーヒーや緑茶はカフェインを多く含んでいるため、注意が必要です。カフェインには利尿作用があり、飲み過ぎると身体が水分不足になってしまいます。水を1日1.5リットルを目安に飲んでください。麦茶やほうじ茶でも大丈夫です」

 便秘を防ぐには、食べ物によるアプローチも効果的です。海藻や野菜などの食物繊維を多く摂るように心掛けましょう。食物繊維は大便の量を増やしてくれるだけではなく、腸内の善玉菌を増やす効果があります。1日の目安は、野菜がおわんに山盛り1杯、海藻は和え物で小鉢に1皿程度、キノコはひとつかみを目安にしましょう。

「忙しくて時間がないときは、みそ汁に乾燥わかめ1グラム(乾燥状態で)を足すだけでも効果が期待できます」

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最終更新:4/27(木) 12:09
オトナンサー

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