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Amazonの生鮮食品通販は再配達なし エリア拡大で送料どうなる?

4/27(木) 11:30配信

マネーポストWEB

 Amazonは、注文から最短4時間で生鮮食品を配達する会員向けネット通販サービス「Amazonフレッシュ」を4月21日にスタートした。

 Amazonフレッシュで取り扱われるのは野菜や鮮魚、精肉などの生鮮食品1万7000点以上とキッチン用品や健康用品、ベビー用品などの日用品。Amazonプライム会員(年会費税込み3900円)が対象となり、別途月500円の利用費がかかる。配達対象エリアとなるのは、東京都の港区、千代田区、中央区、江東区、墨田区、江戸川区のみで、今後拡大される予定だという。

 配送は午前8時から深夜0時までの時間帯で指定でき、注文から最短で4時間後に届く。配送料は6000円以下の注文の場合、1回500円。6000円以上の場合は送料無料となっている。

 毎日の食事のための買い物もネットでできてしまうという「Amazonフレッシュ」。ツイッターでは、

〈これ対象地域拡がったらスーパーへの影響大だな…控え目に言って便利だ…〉
〈Amazonフレッシュの受け取りが0時まで可能と知った今、もうスーパーすら行かないんじゃないかと思う今日この頃〉

 と、便利なサービスとして期待する声も多い。

配送料が上がる可能性も…

 ネット通販の普及もあり、昨今は配達ドライバーの不足が大きな問題となっているが、「Amazonフレッシュ」の場合は自社で配達まで行うという。配達時には、購入者に対しメールを送信。商品の到着が近づくとアプリなどにプッシュ通知をし、商品受け取りのための在宅を促す。それでも不在となってしまった際は、キャンセルとなり再配達はしないという。ツイッターでは、

〈再配達無しだと配送員さんは少し楽になるのかもしれないけど・・キャンセルされたものはどうなるんだろ・・〉
〈再配達なしらしいけど、じゃあ受け取られなかった野菜はどうなるのかとか問題起きそう〉

 と、不在でキャンセルになった場合の商品がどうなるのかを心配するネットユーザーも多かった。

 Amazonでは、「Amazonフレッシュ」だけでなく、スマートフォンの専用アプリを使った「Prime Now」という即日配達サービスを実施している。こちらは対象エリア内であれば1時間以内に商品が届くというもので、「ココカラファイン」「マツモトキヨシ」「日本橋三越店」といった提携店からの配達も始まった。

 利用可能なエリアは限られているものの、即日配達サービスが充実しつつあるAmazon。しかし、やはり問題視されるのが配達だ。流通業界に詳しいライターはこう話す。

「すでにドライバー不足が大きな問題となり、ヤマト運輸がAmazonの即日配達サービスからの撤退を検討しているとも報じられています。さらにヤマト運輸はAmazonに対し、運賃の値上げ交渉もしており、今後即日配達サービスが継続されるなら、送料が値上げされる可能性もあるでしょう。Amazonフレッシュも現時点では自社配達ですが、今後対象エリアが拡大されると配達業者を使う可能性もあり、送料値上げの可能性もあると思います」

 進化していくネット通販に対応するためにも、配達ドライバー不足の問題解決が急がれる。

最終更新:4/27(木) 11:30
マネーポストWEB

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