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ゴールドマン・サックス、多忙な女性起業家をプロボノ支援

4/27(木) 16:44配信

オルタナ

ゴールドマン・サックス(以下、GS社)はこのほど、社会貢献活動「女性起業家支援プログラム」の一環として「社会的企業・NPOの「子育てと仕事の両立」に関するシンポジウムを開催しました。シンポジウムには、両立の取り組みに関心あるNPOや、企業・行政・メディアなど、50人以上が参加しました。(一般社団法人RCF=矢澤弘美)

■プロボノチームが3カ月伴走

2015年から、GS社は TOMODACHIイニシアチブと連携し、「女性起業家支援プログラム」をスタート。本プログラムにおいてRCFは、プログラム企画・運営等の事務局を担当しています。

2016年度のプログラムテーマは「子育てと仕事の両立」。社会的企業・NPOにとって経営陣・職員のスムーズな産休復帰、復帰後のフレキシブルな業務体制整備は事業継続・拡大のために重要な経営課題です。

ただ多くのNPOは事業運営で多忙であり、また周りに既に取り組んでいるモデル事例も少ないため、両立のビジョンや取り組み方をイメージしづらいのが実情です。

そこで2016年度は、社会的企業・NPOの「子育てと仕事の両立」に関するプログラムとして、特定非営利活動法人トイボックス(大阪府)、特定非営利活動法人かものはしプロジェクト(東京都) を支援先とし、GSプロボノ社員5名・1名のGSアドバイザー社員の計6名のプロボノチームが各支援先へ約3か月間伴走(9月末~12月末)。支援先の両立に関するビジョン・計画づくりおよび実施サポートを行いました。

GSプロボノ社員のチームは、お子さんがいる方・NPOと関わりあった方が多く、部署はリーガル、コンプライアンス、テクノロジー、法人営業、オペレーションズと様々な専門知識を有する方で構成されています。

■復帰に向けた体制を構築

世界の「子どもが売られる問題」をなくす活動を行うNPO法人かものはしプロジェクトは、村田早耶香共同代表とマネジャー2人が2016年に産育休を取得し、17年4月に復職予定です。

社内制度上は比較的フレキシブルであるものの、スタッフレベルでは子育て当事者は少数であり、復職する側も、復職者を迎える職場側も、「復帰した後に、仕事と育児の両立ができるのか?周りのスタッフも気持ちよく仕事できるのか?」という不安があった、と言います。

プログラムでは、まず日本職員に対するヒアリングを通じて課題を把握し、構造的に整理しました。

特に復帰に向けた体制づくりについて、産育休者の声も汲みつつ、社労士との規定整備の意見交換、産育休復帰者・受け入れる職場の心境についてGS社員の経験談の共有、GS社の両立施策を参考にした社内への両立周知・議論の場の設置企画検討といった、目標実現手段の検討と実行プランの策定を伴走推進しました。

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最終更新:4/27(木) 16:44
オルタナ

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