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やっぱり過酷?医師の半数以上が「勤務時間を正確に管理されていない」

4/27(木) 19:10配信

@DIME

国内医師の3人に1人に相当する医師10万人以上が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピアは、会員医師を対象に「勤務時間を管理しているか」についてのアンケートを実施した。

【グラフ】やっぱり過酷?医師の半数以上が「勤務時間を正確に管理されていない」

「勤務時間を管理しているか」の質問に対し、4739人の医師(勤務医:4059人、開業医:680人)が回答。その結果、勤務医は54.1%が「管理されていない」、開業医は51.0%が「管理していない」と回答し、勤務医・開業医ともに半数以上が「勤務時間を管理して(されて)いない」ことが分かった。

勤務医での具体的なコメントを見ると、「管理されていない」ケースについては、自己申告制でありタイムカードは導入されていないという声が多く、医師以外は管理されているが医師のみが管理されていないという例も見られた。「管理されている」ケースについては、最近タイムカードが導入されたという声が多いが、実態として残業時間は正確に管理されていないという声も多かった。

開業医については、院長である自身は管理していないがスタッフはタイムカード等で管理しているという声が多く見られた。診療時間も患者次第で変動があったり、電話再診などの時間外診療、在宅(訪問)診療もあるために、時間を管理するのは難しいという意見も見られた。

■回答コメント(一部を抜粋)
「勤務医/勤務時間を管理されていない」2197件
・自己申告制で、1カ月の超勤が80時間もしくは3カ月の合計が200時間を超えると強制的に休暇を取らされます。しかし、休暇を取るとなると業務に支障をきたすため、実際はそれらを超えないように、申告時間を自分たちで調整せざるを得ない状況です。(40代、循環器外科)
・勤務先の公立病院でもタイムカードはなく、出勤時に押印のみの出勤簿になっています。残業時間は自己申告制です(時間外手当あり)。今まで勤務した病院で医師用タイムカードのある病院は、1カ所のみです。(40代、心療内科)

「勤務医/勤務時間を管理されている」1862件
・昨年から、出勤時間と退勤時間のチェックが厳しく管理されるようになりました。パソコンで自己申告ですが。労基の監視のもと、時間外労働を減らす処置の一環です。(50代、一般外科)
・タイムカード制ですが、それは院内滞在時間であって、超過勤務とは別です。院内で講演(学会)スライドを作成したり、臨床試験業務を行ったりしていても超過勤務とは認められません。(40代、消化器外科)

「開業医/勤務時間を管理していない」347件
・自営であり、副業もしているので、自身に関してははっきりしない。従業員に決まりはあるが、よほどひどくない限り遅刻、早退などはフレキシブル。(50代、皮膚科)
・相当の過重労働だと思います。診療、在宅訪問診療、医師会関係、行政関係委員会等、産業医、専門医関係など週末まで一日11時間以上働きます。(70代、一般内科)

「開業医/勤務時間を管理している」333件
・タイムカードで管理しています。残業時間もチェックしていますが、10時間以上ある職員はほとんどいません。(50代、一般内科)
・開業しているので、勤務時間外に往診しています。それも多くはないので、時間外労働はほとんどありません。(50代、皮膚科)

■調査概要
回答者/MedPeer会員医師4739人(回答者はすべて、医師専用コミュニティサイトMedPeerに会員登録をする医師)
調査期間/2017年1月27日~2017年2月2日

文/編集部

@DIME編集部

最終更新:4/27(木) 19:10
@DIME

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