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J1で半数を占めるクラブOB監督たち。現役時代にプレーしたチーム率いる8人の指揮官

4/27(木) 7:20配信

フットボールチャンネル

 クラブOBが監督を務めるのは珍しいことではない。だが長きにわたって同一クラブを応援するサポーターは、そうした監督たちの姿を見て、選手時代の記憶を脳裏に浮かべながら感慨深さを覚えるものであろう。今回は、2017年のJ1で指揮を執る監督たちのなかから、選手時代にプレーしたチームを率いている指揮官8人を紹介する。

J1歴代出場数ランキング 1位は日本の絶対的守護神

就任してすぐにJリーグ2連覇。今季は低迷も名将と称すには十分な実績

森保一(もりやす・はじめ/サンフレッチェ広島)

 1968年8月23日生まれ。現役時代は知性的なボランチとして名を馳せ、指導者としてもその頭脳でチームを構築している。2012年、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が浦和レッズに移ると、森保監督が後任に指名された。

 前任者が作り上げた攻撃型3-4-2-1に守備のイロハを植え付け、就任1年目にしてリーグ王者に君臨。翌2013年には連覇へと導き、2015年にもチャンピオンシップを制している。

 6年で3度のリーグタイトルをクラブにもたらしており、名将と表現して差し支えないだろう。今シーズンはスタートダッシュに失敗して下位に低迷しているが、森保監督は浮上のきっかけを必ず掴むはずだ。

現役時代はテクニシャンとして観衆を魅了。戦う集団を作り上げる韓国人指揮官

尹晶煥(ゆん・じょんふぁん/セレッソ大阪)

 1973年2月16日生まれ。現役時代は創造性溢れるプレーで観る者を魅了した元韓国代表MFは、指導者としては全く別の色を出している。

 サガン鳥栖では選手達にハードワークを求め、凄まじい練習量を課した。選手達もそれに食らいつき、結果としてJリーグで最も“戦える”クラブの一つとなった。2012年と2014年には地方クラブをリーグ5位と躍進させ、翌年には一時首位に立つなど手腕を発揮した。

 韓国のクラブを経て、今季から古巣のC大阪の監督に就任。始動直後から3部練習を実施するなど、選手達を鍛え上げている。順調に白星を重ねており、最低限の目標であるJ1残留も、早々にクリアできそうだ。

2016年開幕直後に監督昇格。一気に上位に導いた元日本代表MF

下平隆宏(しもたいら・たかひろ/柏レイソル)

 1971年12月18日生まれ。柏でコーチを務めていた昨季のリーグ戦第3節終了後、ミルトン・メンデス氏が辞任。チームの危機的状況を救ったのが、下平監督だった。戦い方を整備し安定感を取り戻すと、前線の強力攻撃陣も躍動。一定の成果を得てシーズンを終えた。

 さらなる飛躍が期待された今季だったが、思うように事は運んでいない印象だ。特に、ハモン・ロペスを加えてさらに威力を増したFW陣はまだ真価を発揮できていない。個々の能力はズバ抜けて高いが、組織の中では輝けていない。彼らの得点力をいかに引き出すか。下平監督の手腕に注目だ。

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