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豪州で戦う日本人MF、浦和に完敗し再確認 「日本は技術があって良いサッカーをする」

4/27(木) 18:20配信

Football ZONE web

ACLで1-6と惨敗したWSW楠神 「すごく変な感じ」の“敵地”で一矢報いるループ弾

 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW/オーストラリア)のMF楠神順平は、26日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第5節の浦和レッズ戦に先発出場。チームは1-6で大敗して大会からの敗退が決まったが、鮮やかなループシュートを決めて一矢を報いた。

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 前半だけで浦和に0-3とリードされて迎えた後半21分、中央でボールを持った楠神は浦和DF槙野智章と対峙しながら右サイドへボールを運んでいくと、タイミングを外したループシュートを放った。クロスバーに当たったボールは下に落ちたが、副審がゴールラインを越えたと判定して反撃の1点となった。楠神にとって、これがACL初ゴールになった。

「真ん中でボールを受けて、どうにかしたかった。どのタイミングでどこにシュートを打つのが嫌かと考えたけど、上の方が嫌だろうと。下に落ちましたけど、入っただろうなとは思いました」

 自身のゴールをこう振り返った。マッチアップした槙野は同じ1987年生まれで、試合前日の記者会見でも意識する対戦相手と話していた。初戦もマッチアップして0-4と敗れて無得点に抑え込まれたが、日本で迎えた第2戦で一矢を報いる1点になった。

「外国人として、より結果を求められる」

 川崎フロンターレ、セレッソ大阪、サガン鳥栖でのプレーを経て昨年7月にオーストラリアに移籍し、日本で迎えたゲームに「すごく変な感じで、不思議だった」と話した楠神。Jリーグ時代にも対戦していた浦和を「ポゼッションでの差を感じた。全員がやろうとしていることが統一され、チームとして良くなっている。1-6という結果は悔しいですね」と話した。

 その一方で「全く違う環境と文化の中で1年を通して試合に使ってもらって、良い経験ができたと思います。外国人として、より結果を求められることは意識しています」とも話す。「芝も緩い」というプレー環境の中で、力強さを増しているようだ。

「改めて、日本は技術があって良いサッカーをすると思った」と振り返った楠神は、チームとともにオーストラリアへ“帰国”する。ACLという舞台によって実現する、助っ人として海外でプレーする日本人選手とJクラブの対戦――。それは日本サッカー全体の底上げとアジアにおける立ち位置を知る上でも、有意義なものとなっているはずだ。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:4/27(木) 18:20
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