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打率1割台に苦しむロッテだが日本ハムも近藤以外は……

4/28(金) 11:10配信

週刊ベースボールONLINE

 ロッテの打率がとんでもないことになっている。

 4月26日現在で打率.192。規定打席30人中3人しか入っていないが、その中では鈴木大地が気を吐き、打率.342で25安打。“鈴木抜き”のチーム安打は100本、打率は.173まで下がる。

 これを笑えないのが日本ハム。現在チーム打率は.221だが、これもまた、ある男の存在が辛うじて支えている数字だ。現在、パの打率1位.456、31安打の近藤健介である。日本ハムの“近藤抜き”のチーム安打は125本、打率は.196となってしまう。

 ちなみに1位は楽天の.282だから過去統一球時代のような“投高打低”になっているわけではない。要は、この2チームがとにかく打てないのだ。

 過去を振り返ってみると、1950年の2リーグ分立以後、というか46年戦後のプロ野球再開以来、チーム打率1割台は一度もなく、最低が1956年大洋(現DeNA)の.208だ。ただし、このときの最高打率はセが巨人で.258、パが西鉄.254。戦後“飛ぶボール”を使い“打高投低”となった反省もあって、逆に“飛ばないボール”が使われた時期でもあった。

 では、打率1割台のチームは、となると戦前はまったく珍しいことではなく、1941年はなんと8チーム中6チームが1割台。最低を探すと38年秋イーグルス、43年大和の.180となる。下には下にと言いたいところだが、ロッテはかなりやばいところまで来ている。

 この2チームは簡単に説明したほうがいいかもしれない。イーグルスは後楽園を本拠地に37年誕生した球団で、のち戦争中のカタカナ禁止もあって黒鷲、さらに経営権の譲渡で大和となった。つまり最低打率は同一球団が2回ということになる。

写真=井田新輔

週刊ベースボール

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