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窪田正孝「『芝居をしない』ことが一番の理想だと思うんです」

4/28(金) 16:13配信

ザテレビジョン

5月3日(水・祝)に全国ロードショーを迎える映画「ラストコップ THE MOVIE」で、唐沢寿明演じる主人公の刑事・京極浩介とバディを組む、若手刑事・望月亮太役の窪田正孝にインタビュー!

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これまでHulu、スペシャルドラマ、連続ドラマと異なる形で放送されてきた本作の集大成ともいえる本映画に、窪田は文字通り体当たりで挑んだ。

そんな窪田に、これまでを振り返って印象的だったシーンについてや共演者との撮影エピソード、本作の見どころなどを語ってもらった。

――満を持しての映画化となりますが、今の心境を教えてください。

ワクワクしています。一昨年にスペシャルドラマが放送されて、Huluで連続ドラマ化、1年越しに日本テレビさんで連続ドラマになり、またHulu版のアナザーストーリーもできて…今回の映画化と、亮太としてものすごい量を撮影してきました。

作品自体がジェットコースターのような感じでしたが、撮影もジェットコースターのようであっという間でした(笑)。終わったと思ったらすぐに「はい、次!」って感じでどんどん進んでいったので。でも、全体を通して言えるのは、とても楽しかったということです。

――バディを組んだ唐沢さんとの関係性で、最初に出会ったときと今とでは変化はありましたか?

一緒にいる時間が長くなれば長くなるほど、慣れてきた部分があったかなと思いました。でもその分、慣れてきて失われてしまうものもあったので、撮影の際には初心に帰るように意識していました。

――具体的に“失われた”というのはどういうことでしょうか?

緊張感や、何を仕掛けてくるか分からない唐沢さんに対して、構える気持ちですね。慣れてきたというより、耐性が付いたのかもしれません。最初のころより新鮮なリアクションができない分、反対にこちらから仕掛けてみることもできるようになりました(笑)。

――演じる亮太の変化についてはどうお考えでしょうか。 

亮太の変化で言えば、最初は「草食系」という触れ込みだったはずなのに、いつの間にか亮太も敵と戦えるようになっちゃって(笑)。

“エピソード0”の最後に初めて2人で戦うところから、1年間で一体何があったんだろうかと心配になるくらい変わっていきまして、草食系とかパソコンオタクとか、そういう設定はト書きにもいつの間にか書かれなくなっていました。でも、いい意味で「ラストコップならでは」という気持ちでやってきました。

それぞれみんな個性が強いんですけど、亮太自身はどちらかといえばあまり個性がないと思っていたんです。京極さんがいたから彼は変われましたが、いなかったらただの頼りない人というか、優柔不断な人間でしたから。

それも個性といえば個性なのですが、映画では一人前の刑事になるというところも描かれているので、彼にとっても節目なのかなと思いました。

――これまで京極だけでなく亮太も暴走するシーンがあったと思いますが、周囲の反響はどうですか?

自分のやってきた作品の中で、刑事ドラマといえば「ラストコップ」と即答できるので、それだけ自分にとって大きな作品だなと思っています。

子供たちにも大人気の作品ですが、子供たちはみんな京極さんが大好きなんです。決して亮太目当てで見ているわけではないんですよね。それは現場で重々感じていました(笑)。

あのスタジャンを見れば「あ~京極だ!」って感じで、「横にいるあいつ(亮太)はよく分かんないけどね~」ってリアクションで見られていました(笑)。

――亮太は人気者の京極さんにきついツッコミを入れているから、悪人にすら見えているんでしょうかね?(笑)

そうかもしれないですね(笑)。それに関係するんですが、京極の天敵でもある松浦刑事を演じる藤木直人さんに対して、「京極さんにいじわるしないでよ!」って言っている子供がいたんです。その光景を見たときによく見てくれているな~って思いました。

――窪田さんご自身、この役と出会う前と出会ってからで変わった部分はありますか?

ラストコップでは、周りの方によるといっぱい叫んでいたらしいんです。自分ではそんなつもりはなかったんですけど、大分喉の心配をされました。ただ喉はおかげさまで大丈夫でした(笑)。

二人で一人というか、相棒のポジションをできたのも大きかったです。誰かと一緒に役を作っていくということをやらせてもらったのは貴重な経験になりました。

――婚約者の結衣(佐々木)さんとの関係性も変わりましたよね。今回も「前髪直毛野郎!」とか、過激なせりふがありました。

そうなんです! 声を大にして言いたいんですけど、「前髪直毛野郎!」とか「ほっぺたコケティッシュ野郎!」とか…ただの悪口ですからね!(笑)

――そんなやりとりも含めて、佐々木さんの印象はどうですか?

佐々木さんは独特の空気を持っている方で、いつも癒やしをいただいています。佐々木さんは、結衣ちゃん役にピッタリで、天然な部分があって、かと思えば芯も強くて、みんなから愛されるキャラクターなんです。

そういう意味では、亮太として彼女を思う気持ち、誰かに取られちゃうんじゃないかって心配になる気持ちがすごく分かります。年上ですけど、とにかくかわいいんです。不思議なことをよくされるので、キャストもスタッフも関係なく、皆さんにツッコまれていますね(笑)。

――これまでを含め、むちゃくちゃだったなと思うシーンは?

地上波連続ドラマの最終回で実施した、生放送に勝るものはないです!

スペシャルドラマから始まって、最後にこの映画で終わるんですけど、個人的には昨年の連続ドラマまでが一つの区切りだなと思いました。

その“集大成”でアドリブ全開にやらせてもらって、途中でキャストが笑っちゃったくらい、ある意味「事故感」全開でできたのも、良かったのかなと。 

でも、芝居ってうそを突き通すことでもあるし、うそを貫き通すからこそ一つの作品ができる。自分の考えなんですけど、「芝居をしない」ことが一番の理想だと思っているんです。

だから笑っていて「あれは窪田の素じゃない?」と思われたしても、亮太として芝居でそれを素のように見ることができたら、最強だなと思うんです。もちろん作品のテイストにもよるんですけど、それは今後やっていきたいところではあります。

――連続ドラマではコスプレも話題になりましたが、お気に入りのコスプレはありますか?

え~!? お気に入りのコスプレ!?(笑) 確かにいろいろやりました。ブレザーとか忍者とか鉄●ア●ム的なものもやりましたし、女装もしたり、医者もしたり…(笑)。

1つは選べませんが、医療モノはずっとやってみたいって思っていたんです。あれは着られただけで満足しました。パロディーですけど、横に唐沢さん演じる財前教授(「白い巨塔」フジテレビ系)もいましたし(笑)。

普通の俳優さんなら代表作と呼べるような作品をパロディーで使うなよ、ってなるところだと思うんですけど、唐沢さんは「全然いいよ!」って仰っていて(笑)。

唐沢さんの心の広さと言いますか、いい意味でこだわりのないところ、それがあったからこそ実現したのだと思います。本当に、今後これ以上の医療モノには出会えないだろうなと思いました。時空も局も超えちゃった! ラストコップってすげー!と思いました。

――そして、伊藤沙莉さん演じる鑑識・山瀬栞のグッズでお気に入りはありますか?

個人的には「あゆむ太郎」が大好きです。歩いて行って、犯人に触れると爆発するんですよ! あれを持っていればアクションしなくていいんです。便利だなって思いました。あれがあったら戦わなくていいので、最強じゃんって(笑)。

スパイダーハンドは結構見た目に反して大変ですし、三代目ジェットソールブーツはワイヤーアクションになるので、撮影も仕込みも大変だったので、「あゆむ太郎」が一番ですかね(笑)。

映画にも出てくるので、そこも見逃さずにチェックしてみてください。

最終更新:4/28(金) 16:29
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