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【第1回】大須で創業80余年の大衆食堂「互楽亭」。浅田真央も愛した老舗の味を食す

4/28(金) 17:55配信

東京ウォーカー

大衆食堂や老舗の麺処など、ノスタルジックな雰囲気が漂う飲食店を紹介するこの連載。記念すべき第1回は、先日現役引退を発表した浅田真央さんがよく訪れていたという大衆食堂「互楽亭」を紹介しよう。

【写真を見る】真央ちゃんチャーハン(750円)。スープには、店主が大切にするダシが使われている

■ どろっとした濃厚な味噌かつに舌鼓

西大須で1933年から営業している大衆食堂。数々の有名選手を輩出した大須スケートリンクからも程近く、元フィギュアスケート選手の浅田真央さんや村上佳菜子さんなどが訪れていたとして有名で、県外からの客も少なくない。メニューは豊富な定食や麺類が人気で、平日のランチタイムはビジネスマンを中心ににぎわっている。

日替わりの「本日のランチ」は、メインにミニ麺と小鉢、ごはん、味噌汁、漬物がついて780円とお得。こちらのメニュー、平日だけではなく土曜・日曜もオーダーできるのがうれしい。

土曜・日曜を中心にランチに登場する味噌かつ。味噌ダレは甘めで濃厚。どろっとした味噌がサクサクの衣に絡まり、噛めば噛むほど旨味を感じる豚肉との相性もいい。店主の井上一夫さんも「上質な国産豚肉だけを使っているので、肉質も柔らかく仕上がります。米は地元のものを使いたくて、愛知県産です」と話す。

■ 浅田真央さんお墨付きのスペシャルメニュー

名物メニューは「真央ちゃんチャーハン」(750円)。メニュー名からも想像付くと思うが、浅田真央さんのお気に入りメニューだ。浅田さんが小学校高学年から中学生当時に来店し、よくオーダーしていたそう。

「晩ごはんに食べに来ていて、そのあと大須スケートリンクに練習に行っていましたね」と井上さん。とくに具のチャーシューが好きだったようで、こちらは店主の自家製だ。ほかにカマボコやハム、タマネギなどが入り、醤油ベースの和風の味付けに仕上げている。

■ 変わらず続けることと変えていくこと

創業84年。ずっと変わらず同じ場所で食堂を営み、井上さんで三代目となる。45年以上厨房に立っており、現在では料理は井上さんが一人で担当。二代目である親父さんから料理を学びながら、「俺だったらこうやる」というアレンジもプラスしている。

とくに大切にしているという、ダシについて井上さんに聞いた。「毎朝7時半ごろからムロアジとサバでダシをとっています。ダシを使わないメニューはないので、本当に肝心。これがなきゃいかんのです!」

調理でアレンジは加えながらも、「ここの味が好き」と言ってくれる客も多く、味付けは変わらずに守っているそう。「自分で納得できる味の料理を作り、値段に見合うものを提供したい。そしてお客さんにも納得してもらいたいですね」と井上さん。

常連客の中にはその子ども、さらには孫も連れて、家族三代で足繁く通う人もいるとか。井上さんは、そのお客さんの顔をいつも気にしている。「食べている顔や帰るときの満足した顔を見るのが好きなんですよね」と教えてくれた。

自然と笑顔になれる料理に合いに、どこか懐古な気持ちになれる「互楽亭」を訪れてみては?【東海ウォーカー/礒永遼太(エディマート)】

最終更新:5/11(木) 15:34
東京ウォーカー

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