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水島広子先生が教える「女子同士のコミュニケーション、複雑でこじれやすい理由」 [with]

4/28(金) 18:00配信

講談社 JOSEISHI.NET

女子同士のコミュニケーションって難しい! 曖昧なわかりにくい言い回しで本心がよくわからなかったり、水面下で張り合っていたり……。 そんな世界を生き抜いていくためには? 今回は、著書『女子の人間関係』で知られる、精神科医の水島広子先生。女子同士のコミュニケーションは、なぜこうも複雑でこじれやすいのか、その理由を教えてくれました。

女子同士の人間関係が難しいのは、出し抜かれたくない生き物だから!?

「生きていく中で、男性は“達成感“を重視するのに対して、女性は“関係性“を重視する、という傾向があります。結果として、相手に嫌われたくないという心理が強く、つい真意とは違うことを言ったり、発言が曖昧になったりしてしまう。『断ったら嫌われるだろう』『そのまま伝えたら怒るだろう』と、本心を隠すことが多いので、お互い、常に裏を読みながらコミュニケーションを取る必要が出てきてしまうのです」
加えて女性が“選ばれる性“であることも、女子同士の人間関係をより複雑にしていると言います。「男性に見初められたり、嫁として認められたり、女性はこれまでの長い歴史の中で、“選ばれて“きた生き物。実は、関係性を重視して群れて行動するのも、他の女子に出し抜か れないため。その狭い世界で優位に立とうと“姫“のように振る舞ったり、目立つ存在の悪口を言ったりするのも、他の女子の“選ばれる可能性”をつぶしたいからなのです」
そう聞くと、女子同士が上手くやっていくのはとても難しそう! 一体どうすればいいのでしょうか?
「まずはそんな狭い世界で『優劣』を競う、ちまちましたレースから下りること。そして、『私はあなたをおびやかさない存在ですよ』ということを示しましょう。すぐキレるのも、自分を守りたいという思いが強いゆえの先制攻撃なので、動じたりせず、『ごめんごめん。そういうつもりじゃなかったの』と説明してあげる。悪口に誘われても『なるほど。勉強になります』と受け止めてあげる。そうやって攻撃性のない態度をとり続けていると、相手の攻撃性も減っていくんです。
ただし、“媚びる”のはNG。媚びる裏には、『だから私のことを好きになってね』という真意が潜んでいます。つまり、自分の望むように 相手を変えようとしている、相手をおびやかす行為なんです。
また、間違ってもやってはいけないのが、『悪口はダメだよ』などと正論を説いたり、『占いに頼るのはやめたほうがいいよ』などと相手を変えようとすること。敵とみなされ、返り血を浴びてしまいますよ!」

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