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「夢は膝よりも価値があった」 靭帯損傷のイブラに捧ぐ“不屈の天才”バッジョの名言

4/28(金) 11:30配信

Football ZONE web

34歳で全治6カ月の重傷もW杯出場を目指し77日で復帰 英紙が当時のインタビューを再掲載

 マンチェスター・ユナイテッドの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、膝の十字靭帯の負傷で手術に追い込まれる重傷を負ったが、英紙「デイリー・スター」はキャリアの中で膝の負傷に苦しみ、「ガラスの膝を持つ天才」と称された元イタリア代表FWロベルト・バッジョのインタビューを再掲載している。

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 バッジョは若き日に右膝前十字靭帯断裂の重傷を負い、それ以来、キャリアは負傷と隣り合わせのものになった。そして34歳だった2001-02シーズンの1月31日には、左膝前十字靭帯を損傷。全治6カ月の診断を受けたが、02年日韓ワールドカップ(W杯)への出場を目指す強い意志の下に、わずか77日後の4月21日に復帰を果たしている。その当時を振り返ったものが再掲載された。

「難しい作業だったことを覚えている。私はジムに1日10時間を超えて滞在したこともあるし、酷い痛みだったことも覚えている。私の周りには多くのリハビリ仲間がいたが、誰もが私よりも若い選手たちだった」

 34歳になった当時、復帰を目指す選手たちの中では最年長だったという。キャリアの終盤に差しかかるなかで、1日の半分かそれ以上の時間をジムで過ごす過酷な時期を振り返っている。そして、当時の強烈な痛みと復帰への思いをこのように語っていたという。

「私は不運よりも強いと証明したかった」

「手術後2週間で、私は体重を12kg失った。私は食べていなかったし、感情的で肉体的な痛みのために、いつも泣いているだけだった。その時、タオルを投げ込むことを考えなかったと言えば嘘になるだろう。だが、私は全力を尽くして、自分自身に挑戦しなければならないと言い聞かせた。私は不運よりも強いと証明したかったし、この夢は膝よりも価値があった」

 W杯出場への思いが、手術後の落ち込み切った気持ちを奮い立たせたのだという。結果的にこの日韓大会への出場は叶わなかったが、不屈の闘志が天才をピッチに復帰させた。

 イブラヒモビッチは引退説を一蹴し、「前よりも強くなってピッチに戻る」と豪語している。かつての天才バッジョのように、カリスマストライカーは華麗なる復活を遂げることができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:4/28(金) 11:30
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