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6年連続黒字の浦和、初の純資産10億円超え 2ステージ制廃止で「1シーズンに戻り良かった」

4/28(金) 18:50配信

Football ZONE web

株主総会後に浦和の淵田代表が語る 「ステージ優勝で収入が伸びた半面…」

 浦和レッズの淵田敬三代表は、28日に行われた株主総会を終えて報道陣に取材対応し、昨季まで行われていた2ステージ制について「本来の1シーズン制に戻ったのは良かった」と総括した。

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 浦和は2016年度の決算で6年連続の黒字となり、純資産がクラブ史上初めて10億円を突破したことなど、経営的な安定化が図れたと話した。そして、入場料収入が増加したことにも触れつつ、昨季まで2シーズン実施された2ステージ制を総括した。

「一昨季に第1ステージを優勝したことで、グッズ収入や入場料収入が伸びた半面、後半戦の落ち込みが目立ってしまった。昨季はチャンピオンシップの決勝戦があったものの、その直前のゲームでは伸びなかった。我々が主張していたのは、サッカーはホーム&アウェーで1シーズンの結果を見るべきだということ。本来の1シーズン制に戻ったのは良かったと思っている」

 一昨季、昨季と浦和はチャンピオンシップに進出したが、それぞれ準決勝と決勝で敗れた。年間リーグ順位が下位の相手に2年連続で敗れたことで、大会方式の妥当性などが議論された。そうしたなかで、淵田代表はあくまでも年間のトータルで競うのが本来の形であるという、従来からの主張を話している。

ビッグネームの獲得にも含み

 その一方で「2年間、2ステージ制を実施したことで、ファン・サポーターの皆さんに1試合、1試合がタイトルに直結するということを思い出してもらわなければいけない。1年間の喜怒哀楽をともにすることを分かってもらえるようにしたい」と話した。

 すでに収入が増加した分をクラブハウスの増築や、ジュニア、ジュニアユース、ユースチームの全カテゴリーで海外遠征を行うことに投資しているとした上で、「チーム状況を考えながら、興行的なものも見つつ、目指しているサッカーにマッチすれば考えていきたい」と、有力選手の獲得にも含みを持たせた。

 浦和はここまでリーグ首位、AFCチャンピオンズリーグでは決勝トーナメント進出を決めるなど順調なスタートを切っている。昨季に年間リーグ戦でトップの勝ち点74を奪ったチームは、1シーズン制に戻った今季に06年以来となるリーグ王者奪還を果たせるだろうか。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro KUTSUWADA

最終更新:4/28(金) 18:50
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