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ムーミンと仲間たちがバレエを踊る! フィンランド国立バレエ団の来日公演

4/28(金) 12:01配信

CREA WEB

これが正真正銘の世界初演!来日公演のため創作された新作

 2017年、独立100周年を迎えるフィンランド。日本でも祝賀イベントが各種予定されているが、その目玉のひとつが、初来日となるフィンランド国立バレエ団による“ムーミンバレエ”! 日本でいちばん有名なフィンランド人ともいわれる、あの人気者ムーミンがバレエを踊るのだ。

 ムーミンバレエがはじめて上演されたのは、2015年、フィンランドにて。その時は、国民的人気者のムーミンのダンスに、子供から大人まで大喜び! その大反響に応えて、このたび第2回公演となる『たのしいムーミン一家 ~ムーミンと魔法使いの帽子~』が開催されることになった。今回は世界初演、しかも来日公演のために、新たに創作されたプログラムとなる。

 振付はニューヨークシティバレエ団など名立たるバレエ団で活躍してきたスターダンサーにして、フィンランド国立バレエ団の芸術監督のケネス・グレーヴが担当。音楽も、映画音楽やオペラ作品で知られるトゥオマス・カンテリネンが今回の日本公演のために書き下ろした。

 これまでもムーミン作品は映画や舞台などはあるが、バレエは難しいとされていた。というのも、高温な着ぐるみの中にいられるのは20分が目安と言われ、ぽってりとした体形は車体感覚(着ぐるみ感覚? )のようなサイズ感を取るのが難しく、なにより動きづらい。

 そして原作の世界観を大切にするムーミン・キャラクターズ社が、美術やキャラクターなど細かく内容をチェック。厳しい基準をクリアしなくてはならない。

ムーミンとその彼女が踊るダンスはかわいらしさ炸裂!

 こうしていくつものハードルを乗り越えて実現した、ムーミンバレエ。

『たのしいムーミン一家~ムーミンと魔法使いの帽子~』では、雪の妖精たちが舞う中、春の訪れを感じていち早く目覚めたちびのミイが元気いっぱいに登場。冬眠中のムーミン、スニフ、ムーミンパパ、ムーミンママを起こし、春の到来を祝うために、いそいそと準備を開始。そんな中、ちびのミイが見つけた魔法の帽子のために、ムーミン谷は大騒ぎに……。

 おしゃまなちびのミイに、ユーモラスにして時にクールなスニフ、そして何よりもムーミンとその彼女であるスノークのおじょうさんの二人のダンスは圧巻。特にスノークのおじょうさんが爪先立ちでくるくると回るたびに、金色のサラサラヘアーが揺れ、かわいさ炸裂。いつしか、着ぐるみであることも忘れてしまうほど。

 ムーミンパパの家族を守る強さ、ムーミンママのやさしさ、原作の魅力がそのままにバレエで再現されている。そして雪の妖精や春の花たちの舞いに誘われ、ドリーミーな世界へ。

 ムーミンバレエの前には、「北欧バレエ・ガラ」を披露。クラシカルな『白鳥の湖』や『ドン・キホーテ』から、前衛的な『レンミンカイネン組曲』、そして『悲愴』まで、ジャンルの幅広さと実力の高さが伝わってくる。

 東京公演は、4月22日(土)から25日(火)までの4日にわたりBunkamuraオーチャードホールで行われ、好評を博した。大阪公演は、4月29日(土・祝)、30日(日)の両日、フェスティバルホールにて開催される。

フィンランド国立バレエ団
『たのしいムーミン一家 ~ムーミンと魔法使いの帽子~』
「北欧バレエ・ガラ」
会場 フェスティバルホール(大阪)
日時 2017年4月29日(土・祝) 17:00~
 2017年4月30日(日) 13:00~
http://www.kyodo-osaka.co.jp/schedule/E018004-1.html

【お問い合わせ先】
キョードーインフォメーション
電話番号 0570-200-888

古関千恵子

最終更新:5/8(月) 17:31
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