ここから本文です

香川が語る「保ちにくさ」の意味。ドルトムント対ケルンで表出したビッグゲーム後の緩み

4/30(日) 13:10配信

フットボールチャンネル

 ボルシア・ドルトムントは現地時間29日、ホームでケルンと対戦して0-0の引き分けに終わった。3日前にバイエルン・ミュンヘン戦を終えたばかりのドルトムントの選手たちからは覇気が感じられず。ビッグゲーム直後に良好な状態を維持する難しさが現れた一戦となった。(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)

香川は35得点で2位 ブンデスリーガ日本人得点ランキング 1位は…

ビッグゲームの後はどうしても「保ちにくい」

 維持することは簡単ではない。

 2017年4月29日のブンデスリーガ第30節、ボルシア・ドルトムントはホームで1.FCケルンと戦った。

 異口同音。試合後にドルトムントの選手たちは、一様に「前半」について語った。

 マティアス・ギンター「前半のうちに僕たちは2-0もしくはそれ以上のリードを広げることができた」

 ゴンサロ・カストロ「僕らは前半にとても良く、明らかなチャンスがあった。そこでシュートを決めるチャンスを逃したね」

 そして、香川真司。

「ああいうビッグゲームの後っていうのはどうしても、保ちにくいことがあるからこそ前半で、決めきらないといけなかったんで、そこがズルズルいってしまったのかなあと思います」

 ドルトムントは3日前にバイエルン・ミュンヘンとのDFBポカール準決勝を終えたばかりだ。遠く離れたミュンヘンでの息を呑むようなシーソーゲーム。その試合に比べれば、ケルン戦の前には、どこか牧歌的な雰囲気が漂っていた。

 香川の言う「保ちにくいこと」とは、ゲームに臨む上での集中やテンションといったところだろう。バイエルン戦のような「ビッグゲーム」の直後では、その試合で勝ち切ったからこその、安堵と緩みは紙一重だ。

 情け容赦なく続いた4月の過密日程も、このケルン戦でひと段落する。今季も終わりが近づき、疲労が蓄積してくる時期でもある。香川は「やはりなかなかシーズン終盤で、体力的にもメンタル的にも疲れはあります」と打ち明ける。そういった様々な要素が重なって、やはり「保ちにくいことがある」のだ。

1/3ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)