ここから本文です

大宮MF茨田が“浦和キラー”ぶり発揮! J1通算5ゴール中3得点目をゲット、不敗も継続

4/30(日) 19:49配信

Football ZONE web

“さいたまダービー”でGK西川が守るゴールに、強烈な一撃を突き刺す

 最下位の大宮アルディージャが、首位の浦和レッズを本拠地で迎え撃った30日のJ1第9節“さいたまダービー”は、後半18分に大宮のMF茨田陽生が値千金の決勝ゴールを叩き込み1-0で勝利。大宮が浦和に勝ったのは、13年4月30日の第7節以来となった。

【動画】大宮MF茨田が浦和戦で値千金の決勝ゴール! チームを今季初勝利に導く(YouTubeJリーグ公式チャンネル)

 歓喜の瞬間が訪れたのは、後半18分だった。浦和の攻撃を食い止めてカウンターを発動させると、大宮FW江坂任を一気に追い越した茨田が右足を強振。日本代表GK西川周作が守るゴールに強烈なシュートを突き刺した。その瞬間について茨田は「オレンジ一色のスタジアムが、みんなが一斉に立ち上がって拍手して、喜んでいる姿は最高でした」と振り返っている。

 決勝点を決めた茨田は、今季出場7試合目での初ゴール。J1通算5得点目となったが、そのうちの3点が浦和相手に決めたものとなっている。柏レイソル時代の11年12月3日、チームが初のリーグ優勝を決めた敵地での第34節・浦和戦(3-1)で、ダメ押しの3点目を叩き込んだのが記念すべきリーグ戦初ゴールだった。さらに14年4月26日の第9節、柏ホームの一戦でも得点を挙げて3-2の勝利に貢献。そして今節も1-0白星の立役者となっており、浦和相手にゴールを決めれば不敗と“キラーぶり”を発揮している。

 殊勲の茨田は試合後のヒーローインタビューで、「もう、やっていて最高ですし、勝ってみんなで勝利を分かち合えて最高です!」と声を弾ませ、「我慢が続く試合だと思っていたので、みんなが我慢して1点取って、そこからまた我慢して勝利につなげたかなと思います」と、チームが一致団結した勝利であると強調した。

指揮官も「賢くプレーしてくれた」と称賛

 DAZNが発表した試合データによれば、ボール支配率は大宮の34%に対して浦和が66%、シュート数は大宮の8本に対して浦和が22本、パス数は大宮の266本に対して浦和が682本、パス成功率は大宮の65%に対して浦和が84%。いずれも浦和が上回ったものの、試合は大宮が制した。

 大宮は開幕6連敗、8節まで1分7敗の最下位に沈んでいたが、8試合リーグ最多24ゴールで首位に立つ浦和を茨田の一撃で撃破。大宮の渋谷洋樹監督は、茨田について「ボランチみたいな形で、あそこでボールを引き出してプレーしてほしいと。彼も賢くプレーしてくれた。最終的にああいう形になって良かった」と賛辞を送った。

 一方、敵将のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「先制されるまでなかなか自分たちの戦いをできないなかで、少し疲労もあるのか、気温が高いせいか、あまりキレがなかったように思う」と悔いた。

 “浦和キラー”としての印象を一層強くした茨田は、「今日の勝利から、どんどん勝って、みんなと勝利を分かち合いたいと思います」と力強く宣言。今季初勝利に涙する大宮サポーターもいたなか、この日のヒーローは笑顔でスタンドに手を振り、歓喜を分かち合った。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:4/30(日) 22:25
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新