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ドルトムント、ワンサイドゲームもゴール奪えずドロー…香川は66分で交代、大迫はベンチ外

4/30(日) 4:58配信

SOCCER DIGEST Web

交代直前、香川は得点機を得るも右足でのシュートは枠を外れた

 4月29日、ブンデスリーガ第31節が行なわれ、ドルトムントとケルンの一戦はスコアレスドローに終わった。
 
 3日前にDFBカップ準決勝でバイエルンを3-2で下したドルトムント。この試合で90分間をベンチで過ごした香川は、公式戦3試合ぶりの先発出場となった。一方、ケルンの大迫は扁桃腺炎でベンチ外となり、日本人対決は実現しなかった。
 
 試合は序盤からホームのドルトムントがボールを保持し、多くの時間帯を相手陣内で過ごす。12分にはシュメルツァーの左からのクロスでオーバメヤンが得点機を迎えるも、ニアでのヘディングシュートはしっかりミートせず、ゴール前を通過した。
 
 その2分後、ロイスの縦パスを受けて左サイドを抜け出した香川がグラウンダーのクロスを入れ、これをオーバメヤンが詰めたものの、香川がオフサイドを取られて得点は認められない。
 
 ドルトムントは34分にも、香川のスルーパスからロイスが決定的なシュートを放つもGKホルンにブロックされ、こぼれ球をカストロが頭で詰めたものの、再びオフサイド(ロイス)で無効となった。
 
 香川は試合開始からしばらくは攻撃に絡めずにいたが、11分にオーバメヤンへ惜しいクロスを入れたのを皮切りに、前述のオフサイドの場面の他、幾度も即チャンスに繋がるパスを通した他、位置取りの良さを見せたりもした。
 
 一方のケルンは守勢に立たされ、なかなか前線にボールが届かない。相棒の大迫を欠いたエースのモデストがシュートどころか、ボールに触れることすらままならない状況では、得点を望むべくもなかった。
 
 しかし、それでも29分、ヨイッチがルドニェスのヒールパスを受けてドルトムントのDFラインを突破、さらにその3分後にもビッテンコートが複数の選手をかわして絶好の得点機を得たが、いずれもシュートは枠を外れた。
 
 結局、ケルンはもちろん、攻勢のドルトムントですら一度もゴールマウスを捉えるシュートを放つことのないまま、前半は終わった。
 
 後半に入ると、いきなりロイスが左サイドからペナルティーエリア内に侵入し、初めて枠内シュートを放つ(GKがセーブ)。そして、「攻めるドルトムントと守るケルン」の構図はますます顕著となり、試合はケルン陣内で進んでいくこととなった。
 
 ほとんどの選手が下がってゴール前に堅固な守備ブロックを築いたアウェーチームに対し、ドルトムントはこれを崩さんと様々な試みを見せるも、効果的なプレーは少なく、攻撃はことごとくはね返される。
 
 50分にシュメルツァーが強烈なミドルを放った以外は、GKホルンを慌てさせる場面を作れなかったが、65分にようやく好機を生み出す。カストロのパスを受けた右サイドのドゥルムが中央へ折り返すと、香川に絶好の得点機が訪れたのだ。
 
 しかし、右足のダイレクトシュートは浮いてしまい、このチャンスを活かせず。直後、香川は攻撃のさらなる活性化を狙ったトゥヘル監督から、ゲレイロとの交代を命じられた。この試合では、前述の通り良いプレーも見られた反面、消える時間も短くはなかった。
 
 ゲレイロとともに投入されたデンベレ(ロイスと交代)が、いつも通りに切れ味鋭いプレーを見せ、いきなり枠内へシュートを飛ばすなど、指揮官の狙い通りに攻撃の威力を増したドルトムントだが、それでもゴールを破るまでには至らない。
 
 70分にデンベレの浮き球の縦パスを、抜け出したカストロが胸で落とし、並走したオーバメヤンに合わせようとしたがわずかにずれ、シュートは枠を外れる。そしてアディショナルタイム、ゲレイロの決定的なヘッドも、GKホルンのスーパーセーブに阻まれた。
 
 シュート数5本のアウェーチームに対し、20本を超えるシュートを浴びせたものの、ドルトムントはゴールをこじ開けることができず。超ハードスケジュールを強いられた4月の最後の一戦は、消化不良の展開に終わり、勝点2を失うかたちで終わった。

最終更新:4/30(日) 19:52
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