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6発大勝のバイエルン、史上初リーグ5連覇達成! 引退間近のラームも戴冠に感無量

4/30(日) 6:31配信

SOCCER DIGEST Web

偉業を喜ぶとともに、最終節にも思いを馳せる伝説のキャプテン

 4月29日、ブンデスリーガ第31節が行なわれ、バイエルンは敵地でヴォルフスブルクに6-0の大勝。これで前人未到のリーグ5連覇を達成した。

 18日にチャンピオンズ・リーグ敗退(対レアル・マドリー)、3日前にはDFBカップ準決勝でドルトムントに敗れるなど、4月は公式戦で4敗を喫していたバイエルン。悪い流れのなかで迎えたアウェーマッチ、多くの怪我人を抱えた状態で臨むことを余儀なくされた。

 しかし、ひと足先に試合を行なった2位RBライプツィヒがインゴルシュタットに引き分けたことで、勝てばリーグ優勝が決まることに。これが、バイエルンのモチベーションを高めたのか、14位のヴォルフスブルクを最初から圧倒していく。

 19分、アラバのFKで先制点を奪うと、36分にはミュラーのアシストを受けてレバンドフスキが追加点。前半終了間際にもエースはコマンのラストパスからゴールネットを揺らし、この時点でほぼ勝負を決めてみせた。

 後半も得点力は落ちることなく、67分にロッベンがカットインから4点目、80分にはキミッヒの個人技からミュラーが押し込んで5点目、そして85分に今度はキミッヒが自ら決め、ゴールショーを締めた。

 これで勝点を73分に伸ばしたバイエルン。残り3試合で2位ライプツィヒとの差を10に広げ、5シーズン連続27回目のリーグ優勝を決めた。

 アウェーゲームながら、多くのサポーターが駆け付けたなかで、喜びを爆発させた選手、スタッフたち。全員が、5連覇を表わす手形のプリントされたTシャツを身に纏って、歓喜のダンスを披露した。

 なかでも感無量の表情を見せたのが、今シーズン限りでの現役引退を発表しているキャプテンのフィリップ・ラームだ。

「良い時間帯に良いゴールを決めたことで、相手にとっては難しいゲームになったと思う」と冷静に試合を振り返りながらも、リーグ優勝については「とても特別なこと」と喜びを隠さなかった。

 試合後、拡声器を手に、ファンとともに叫び、歌った33歳のキャプテン。これでキャリアにおけるリーグ制覇は8度目となったが、過去の優勝について「最初の優勝(2002-03シーズン)は、シュツットガルトで飾ったリーグデビュー(03-04シーズン)と同じぐらい特別」と振り返る。

 いよいよ、引退まであと3試合を残すのみとなったラーム。「リーグ優勝のことは忘れて、残りの試合にも全力を尽くす」と語るとともに、5月20日にホーム、アリアンツ・アレーナで行なわれるフライブルクとの最終節に思いを馳せる。

「信じられない1日になるだろう。この試合には、これまで僕を支えてくれた友人や家族も駆け付けてくれることになっている」

 リーグ5連覇という偉業達成とともにピッチを去る伝説のキャプテン。その最後の歩みをしっかり見守りたい。

最終更新:4/30(日) 6:35
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