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玉木宏が愛ゆえに人を殺す男に! 中村文則『悪と仮面のルール』実写映画化決定に期待の声

4/30(日) 15:00配信

ダ・ヴィンチニュース

 海外でも注目を集める日本人作家・中村文則の傑作小説『悪と仮面のルール』が、玉木宏主演で映画化されることが決定した。同作の実写化にファンからは「絶対に人の心を打つ作品になること間違いなし」と期待の声が続出している。

 作者である中村は、アメリカの新聞紙「The Wall Street Journal」の「年間ベスト10ミステリー」に2012年、2013年と連続で選出。2014年には、犯罪や暴力を主題に据えたノワール文学への貢献を讃えるアメリカの文学賞「デイヴィッド・グディス賞」を日本人として初めて受賞するなど世界的に評価を受けている。

 今回映画化される『悪と仮面のルール』は、中村の世界的な評価を決定的なものにした話題作。

 狂気にして巨悪な財閥の当主である実父に、純粋悪となることだけを望まれて生まれてきた少年・文宏。愛する少女・香織を守るために父親を殺し、怯える少女の前から姿を消した文宏は、顔を変え別人になりすまし香織を陰から見守り続ける。たったひとつの揺るがない思いと、それに突き動かされるように犯す罪…。同作は特殊な環境で育ってしまった男の、究極の愛を描いている。

 作中で、自分の存在意義の可能性を「愛する女性を守る」ことで見出していく文宏。その姿に原作ファンは「主人公はダークなんだけど、でもすごく愛おしい」「主人公の初恋への思いが辛くて美しくて耐えられない」「サスペンスだという人もいるけど、私はこれは恋愛小説だと思う」「愛があり、葛藤があり、涙あり、闇もあり… ズシリと重い作品」とそれぞれが強い思い入れを感じているよう。

 主演を務める玉木が「特異な作品だからこそ、『善悪』『真の愛』『家族』『友人』の事を、改めて見つめ直すきっかけになるのでは」と期待を寄せる同作。2018年の公開を心待ちにしていよう。

■映画「悪と仮面のルール」
原作:中村文則
監督:中村哲平
キャスト:玉木宏 他
(C)中村文則/講談社 (C)2017「悪と仮面のルール」製作委員会