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加藤ミリヤ「ディズニープリンセスから学んだこと」 [FRaU]

5/1(月) 12:00配信

講談社 JOSEISHI.NET

幼いころからディズニーのプリンセスが大好きだった、と語る加藤ミリヤさん。愛してやまないプリンセスたちについて、たっぷり語ってもらいました。

自分の人生を切り拓いていく 強さを持っているプリンセスが好き

幼い頃からディズニー・アニメーションに親しんできたというシンガーソングライターの加藤ミリヤさん。お気に入りのプリンセスとして真っ先に名前をあげてくれたのが、『リトル・マーメイド』の人魚姫、アリエルだ。

「地上の世界に憧れているアリエルはとても好奇心旺盛な女の子で、人間になるために声を失うという選択をします。そんな彼女の生き方を見ながら、何かものを得るためには、何かを引き換えにすることも必要だと自然に学べたような気がしますね。生きていくうえで大切なことを教えてくれたプリンセスです」

『アラジン』に登場する砂漠の国の国王の娘、ジャスミンとの出会いも、鮮烈な思い出として残っている。

「それまでのプリンセスとは違う髪の毛と肌の色がエキゾチックで、とても素敵だと思ったことを覚えています。大人になってから感じるのは、ジャスミンは国境や人種、文化の違いという壁を乗り越えていく、ディズニーの精神を象徴するプリンセスだということ。とても現代的な女性だと思いますね」

彼女たちに共通しているのは「自分の人生を切り拓いていく強さを持っているところ」。日本版エンドソング「どこまでも ~How Far I'll Go~」を担当した映画『モアナと伝説の海』のモアナも、そんなプリンセスの仲間入りを果たした。

「子どもの頃は気付いていなかったのですが、知らず知らずのうちにプリンセスの型にはまらないヒロインに惹かれていたみたいです。モアナの “私はプリンセスじゃないわ” というセリフには、監督のユーモアも感じました(笑)。強い意志とピュアさを持っていて、美しい自然のなかで育った子らしくわんぱくなところもある。そんな彼女が海の向こう側へと旅立っていく冒険物語は、大人の女性の心にこそ響くはず。きっと20代、30代の女性たちが観たら、“新しい一歩を踏み出す勇気を持とう” というメッセージをキャッチできるのではないかと思います」
劇中で流れる楽曲の素晴らしさは、加藤さんが感じてきたディズニー・アニメーションの大きな魅力のひとつ。「16歳でデビューしたので、16歳のモアナに自分を重ねて、運命を感じるところもありました」と語り、新たなプリンセスからもらったパワーを歌声にのせた。

「モアナはなぜ自分が海に選ばれ、仲間たちを守るという役目を担うことになったのか、戸惑いを感じて揺れ動くときもあります。ただ強いだけではなく弱さも併せ持ったヒロインだからこそ、共感できるんですね。今いる場所だけで生きるのではなく、自分の世界を広げたいという強い意志を持っているけれど、挫折を経験したり、苦しんだりもする。でも信じる方向へ進んで行けば、モアナのおばあちゃんのように、助けてくれる人が現れるよ、というメッセージも心に響きました」

PROFILE

加藤ミリヤ Miliyah Kato
1988年、愛知県生まれ。2004年にデビュー。4/12に、シングル『どこまでも ~How Far I'll Go~』も収録されたニューアルバム『Utopia』(ユートピア)をリリース。6/23からは全国ツアーもスタートする。9/18 東京国際フォーラムの追加公演が発表された。