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久保建英は「一番危険な選手」。元代表・明神智和が最も警戒した15歳。U-20代表入りは確実か

5/1(月) 11:47配信

フットボールチャンネル

 4月30日、明治安田生命J3リーグ第6節が行われ、FC東京U-23はAC長野パルセイロとのアウェイ戦に臨んだ。5月3日のルヴァン杯でトップチームデビューが噂されるFC東京U-23の久保建英だが、この試合に先発出場。昨年、J3デビュー戦の相手となった長野との試合で、自身の確かな成長を感じ取ったようだ。(取材・文:元川悦子)

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「年齢に関係なく一番危険な選手だと感じた」

 4月30日に長野Uスタジアムで行われた2017年J3第6節・AC長野パルセイロ対FC東京U-23戦。青赤軍団の背番号41・15歳の久保建英にとって、この相手は昨年11月5日にJ3デビューを果たした記念すべきチームだった。

 中学3年生だった昨季はJ3のラスト3戦に途中出場するにとどまったが、高校1年生になった今季はここまで6戦中5戦にフル出場。今回は5月3日のJリーグルヴァンカップ・コンサドーレ札幌戦でのトップデビューが控えているため、温存されるのではないかという見方もあったが、先輩FWユ・インスとともに堂々とスタメン2トップに陣取った。

「意識するなと言われても、これだけ注目されたら、みんな意識してしまう。でもスカウティングしても、年齢に関係なく一番危険な選手だと感じた」と長野のキャプテンマークを巻いた39歳の元日本代表・明神智和が言うように、15歳の少年に対する相手の警戒は凄まじいものがあった。

 前半の長野は久保がボールを持つたび2人3人でプレスに行き、動きを封じようとする。レフティである彼の左足には特に強い意識を見せ、明神も意図的に左側に回って何度かボールを奪っていた。このため、前半の久保はシュートゼロ。FC東京U-23自体も右サイドバック・柳貴博が前半12分に放ったシュート1本のみにとどまる苦戦を強いられた。

 0-0で折り返した後半、FC東京U-23は徐々にギアを上げていく。久保自身も「前半はマークが厳しくて、ちょっと押され気味だったけど、相手が前半あれだけマークに来てたら後半は落ちてくるだろうと考えていた」と後半勝負という狙いを持っていた。

 卓越した戦術眼と大胆さが前面に表れたのが、後半開始2分の自身初シュートの場面。右の柳からのパスを受けた背番号41はペナルティエリア内でDFをかわして右足を一閃。あえて利き足でない方でフィニッシュに持ち込もうとした。ボールは惜しくも枠をそれたが、長野守備陣をヒヤリとさせるには十分だった。

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