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バルサの2017年最初の補強は、R・マドリー行きが噂された19歳の左SBか?

5/1(月) 7:00配信

SOCCER DIGEST Web

R・マドリー行きを阻止するのが真の目的か。

 ルイス・エンリケ監督の今シーズン限りでの退任が決定し、今夏の大刷新も噂されるバルセロナの2017年の補強第1号は、アラベスのティーンエイジャーになるかもしれない。
 スペインの各メディアが一斉に報じたのは、アトレティコ・マドリーが保有権を持ち、今シーズンはレンタル先のアラベスでプレーする19歳の左サイドバック、テオ・エルナンデズが、バルサと個人合意に達したというニュースだ。あとはクラブ間交渉を詰めるだけという段階にきているという。

 圧倒的な走力、突破力、強烈な左足のキックを武器とし、10代の選手とは思えない堂々とした態度も魅力のテオは当初、今夏にアトレティコに戻り、そのままレアル・マドリーに売却されるだろうと言われていた。R・マドリー贔屓の新聞『マルカ』でも、R・マドリーとの口頭での合意が伝えられていた。

 では、なぜバルサへと関心が移ったのか――。

 フランス人でありながら、アトレティコのカンテラで育ったテオ。兄リュカが現在もアトレティコでプレーし、さらに父親のジャン=フランソワも元アトレティコのDFという環境で育った彼は、ビッグクラブ移籍を夢見ながらも、できることなら“禁断の移籍”は避けたかったようだ。だからこそ、バルサからのオファーに気持ちが揺らいだのだろう。

 ちなみにこのテオ、保有権を持つアトレティコとの契約は2021年6月まで残っており、契約解除金は2400万ユーロ(約28億8000万円)に設定されている。バルサにとっても、決して安い買い物とは言えない。

 加えて、現在ジョルディ・アルバとリュカ・ディーニュで構成されている左サイドバックは、バルサにおいて補強の優先順位が低いポジションだ。「数年後を見据えた補強」という意味合いはもちろんあるだろう。ただ実際は、昨夏のアンドレス・ゴメスがそうだったように、R・マドリー行きを阻止するための獲得である可能性が高い。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部

最終更新:5/1(月) 7:00
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