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【G大阪】伝説トリオが伝承する「ガンバイズム」ってなんだろう!?

5/1(月) 11:30配信

SOCCER DIGEST Web

「一緒に仕事がしたいと思わせる監督」。

 長いトンネルからようやく抜け出した。

 J3を戦うガンバ大阪U-23は4月30日(6節)、アウェーで首位・福島ユナイテッドとの一戦に臨み、しぶとく1-0で勝利。開幕からの連敗を5で止め、ようやくひと息ついた。

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 チームの指揮を執るのは、ガンバきってのスーパーレジェンド、宮本恒靖(40歳)である。2015年1月に9年ぶりでクラブに帰還し、ジュニアユースのコーチから指導者の道へ。昨年はユース監督を務め、今春から現職に抜擢された。
 
 そんなツネ様を補佐するのが、ふたりの猛者だ。ヘッドコーチの山口智(39歳)と、GKコーチの松代直樹(43歳)。西野ガンバの黄金期に鉄壁のディフェンス網を形成したトリオが、揃って今季からU-23の指導にあたっている。フィジカルコーチは、V・ファーレン長崎などで実績を積んだイ・チャンヨブさん(44歳)で、こちらも新任だ。
 
 現役時代に3人がプライベートで仲良くしていた記憶はまるでいないが、ピッチ上ではつねに意見交換していた印象がある。いずれも理論派で、自己のサッカー哲学をしっかりと持っていた。将来は3人とも指導者になるのだろうと容易く想像できたが、まさか同じチームで、しかもガンバで一堂に会するとは、なんとも不思議な巡り合わせだ。
 
 2015年シーズンいっぱいで現役を退いた山口は、その直後にガンバに戻り、強化部での業務を経て、この春からコーチングキャリアをスタートさせた。クレバーな守備対応が光った現役時代さながらに、コメントの切れも相変わらずだ。
 
「僕はふたりから学ぶことだらけですよ。1年生ですからね。ツネさんは本当に、いろんなものが見えてる。周りからさまざまな意見を取り入れながら、じっくり冷静にチームを見極めてますよ。現役時代と同じ。松代さんはもう育成で長くやってるし、ユース、ジュニアユースとふたつのカテゴリーを教えていたから、すごく勉強になります。で、やっぱりひととしての接し方が素晴らしい。日々、勉強です」
 
 松代は2010年からジュニアユースとユースでGKコーチを務めてきた。指導者としてはふたりよりも先輩ながら、プロ選手を相手にするのは彼も初めてである。
 
「サトシはね、すでにサッカー観があるというか、やはりそこは現役時代に培ったものがあって、それを指導にどう活かすべきかをすごく考えてる。伝え方のところとか、上手やなって思いますよ。ツネは、目先のことを考えるんじゃなく、大きい枠で選手に大事なことを伝えようとしている。なんて言うか、一緒に仕事がしたいと思わせる監督。言いすぎじゃなく、素直にそう思いますよ」
 
 厚い信頼関係が垣間見える。
 

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最終更新:5/1(月) 11:30
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