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初アシストにホッとする岡崎慎司。技ありスルーパスで残留ライン到達

5/2(火) 11:52配信

webスポルティーバ

 チャンスは突然やってきた。

 こう着状態で進んでいた前半40分、WBAのFWサロモン・ロンドンがバックパスを出すと、ボールは岡崎慎司のもとに転がっていった。

【写真】こちらの選手には「オッ」!

 2トップの一角として先発していた岡崎はこれをカットし、すかさず前線のFWジェイミー・バーディーにスルーパスを出す。そしてイングランド代表FWがネットを揺らすと、日本代表FWは歓喜に揺れるチームメイトの輪の中に飛び込んでいった。走り込むバーディーにピタリと合わせた、”技あり”のスルーパスであった。

 チームにとって貴重な先制弾となったこの得点で、岡崎はレスター・シティ加入以来、初となるアシストをマークした。プレミアリーグ出場63試合目にして、初めてのアシスト。ずいぶんと時間を要したように思うが、しかし、これまでもくさびの形から岡崎がラストパスを出したり、ワンツーでスルーパスを出したシーンは少なくなく、最後のフィニッシュで味方が外していた。

 こうした紆余曲折を経て、ようやく記録したアシストの場面について、日本代表は次のように振り返った。

「バーディーが、『ヘイ!』(こっちに出せ)みたいな感じで呼んで、自分も『あそこしかない』と思った。バーディーの足もとでなく、ちょっと前めにパスを出せたのがよかったかなと思います。相手のボールをカットし、ショートカウンターみたいな感じになって、形的にもよかった。

 初アシスト? まあ、ホッとしたというか。今までも何回かアシストできそうな場面はあった。決めてくれてればアシストがついていたんですけど。まあ、やっと記録的にも(アシストがついた)……。何も残さないよりはいいか、という気持ちはありますけど(苦笑)」

 この先制点が生まれるまで、守備力の高いWBAにレスターは苦戦を強いられていた。

 WBAのプレースタイルはガッチリと守備を固め、手数をかけないロングボールやカウンターでゴールに迫る、というもの。そのため、中盤の構成力は水準以下で、「(ポゼッションのうまい)セビージャ戦やリバプール戦でできたような、前から(敵を捕まえに)いくプレーがチームとしてなかなかできなかった」(岡崎)という。

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