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東京五輪世代を率いるU-20代表監督が“黄金世代”超えを宣言 「やる以上は頂点を目指したい」

5/2(火) 15:28配信

Football ZONE web

5大会ぶり9度目のU-20W杯に挑む21選手を発表 内山監督「1試合でも多く戦いたい」

 U-20日本代表の内山篤監督が、5月20日に韓国で開幕するU-20ワールドカップ(W杯)のメンバー発表記者会見に出席し、世界大会に挑む21人の名前を読み上げた。そして「やるからには頂点を目指したい」と語り、小野伸二(コンサドーレ札幌)ら逸材を擁し、「黄金世代」と呼ばれた1999年ナイジェリア大会の準優勝を超える初優勝に意欲を燃やした。

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 内山監督は2015年の代表立ち上げから、合計83選手をチームに招集。そしてこの日、5大会ぶり9度目の舞台に挑む21人のメンバーを厳選した。

「グループステージを突破して、みんなの思いを胸に一つでも多く試合をする。決勝トーナメントでのノックアウトステージで、1試合でも多く試合をしたい」

 こう語った内山監督は、切り札としてU-20日本代表史上最年少となる15歳の久保健英(FC東京U-18)を2世代の飛び級で抜擢。バルセロナの下部組織で揉まれた逸材に加えて、堂安律(ガンバ大阪)、小川航基(ジュビロ磐田)ら昨年10月にアジア制覇を経験し、今季Jリーグで結果を出しているタレントも選出した。

 グループリーグは5月21日の南アフリカ戦、24日のウルグアイ戦、27日のイタリア戦と難敵が続くが、まずは初戦での勝ち点3に全力を尽くすと指揮官は語っている。

「恐れずにアグレッシブに戦いたい」

「南アフリカは当然、身体能力が高い。予選を見るとオーガナイズされていないけれど、個々の意外性や迫力もある。我々、代表選手も昨年にマリとバーレーンで代表戦をやっている。南アフリカは組織のなかで対応していく。間延びしたサッカーになると難しい。我々の生命線であるコンパクトな守備をするのが大変になる」

 内山ジャパンは昨年3月22日のバーレーンU-19カップでアフリカ勢のマリと戦い、0-2で苦杯を舐めさせられた。この時に経験したアフリカの身体能力に初戦で対抗できるかが、今大会の躍進の鍵を握ることになりそうだ。

「今回出る選手には、世界の厳しい本気の試合を一つでも経験することが東京五輪、フル代表につながる。恐れずにアグレッシブに戦いたい」と意気込みを語った内山監督は、「一つでも多くゲームをできれば、やる以上は頂点を目指したい」と優勝を最終目標に掲げた。

 日本サッカーのU-20世代の最高到達点は1999年のナイジェリア大会。当時のフィリップ・トルシエ監督に率いられたチームは、天才・小野に加えて稲本潤一(コンサドーレ札幌)、小笠原満男(鹿島アントラーズ)、遠藤保仁(ガンバ大阪)、FW高原直泰(沖縄SV)ら逸材を多く擁し、“黄金世代”と呼ばれたチームは決勝に進出。スペインには0-4で敗れたが、その後の日本サッカー界の躍進につなげた。

 内山ジャパンは日本サッカー史に残る世代を上回り、頂点にたどり着くことができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:5/2(火) 17:08
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