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復活遂げた31歳のファルカオ、若手中心路線のモナコとの契約延長を希望

5/2(火) 19:34配信

SOCCER DIGEST Web

「モナコは国内外でタイトルを獲得するのを望んでいるのか…」

 今シーズン、チェルシーからモナコに移り、ここまでリーグアンでは25試合出場で19得点を記録しているコロンビア代表FWのラダメル・ファルカオ。得点だけでなく、前線での安定したポストプレーと突破力でも、モナコの爆発的な攻撃を支えている。
 
 2013-14シーズン、アトレティコ・マドリーからモナコへ移籍したファルカオ。多くのビッグクラブからの誘いを受けたなかで、この地中海沿いのゴージャスな街のクラブと5年契約を交わしたのだった。
 
 しかし、加入1年目で左膝靭帯を損傷してシーズン後のブラジル・ワールドカップを棒に振り、翌シーズンにマンチェスター・ユナイテッド、続いてチェルシーにレンタル移籍したものの、いずれにおいても満足とは程遠い成績に終わり、失意のままモナコに戻って来た。
 
 とりわけチェルシー時代については、「とても難しい時だった」とファルカオは振り返る。(フランス『レキップ』紙より)
 
「シーズン途中から、チームが私にプレーさせる気がないのが分かった。調子は良くなり、チームに貢献できると思っていただけに、フラストレーションが溜まった。一生懸命に練習をしても試合に出られず、シーズン中からすでに、モナコ復帰後のことを考えていた」
 
 こうして3シーズンぶりにフランス・リーグアンの舞台に戻ってきたファルカオは、序盤こそ怪我などで出遅れたものの、間もなくして真価を発揮し、国内だけでなく、チャンピオンズ・リーグ(CL)でも素晴らしいプレーを披露し、チームの4強入りに大貢献している。
 
 リーグアンではライバルより消化試合がひとつ少ない状態で首位を走り、CLでも03-04シーズン以来の決勝進出も狙えるところまで辿り着いた大躍進モナコを、キャプテンとしてリードするファルカオは、過去数シーズンとは打って変わって充実の日々を過ごしている。
 
「とても快適な日々を送っている。ここまで良い結果を残せており、チームの誰もが幸せな気分でいる。この街での生活も最高だ。妻も娘も気に入っている。戻って来てすぐに、クラブにも街にも適応して、多くのものを得られている」
 
 モナコでの日々をこう語るファルカオ。当然ながら、今後については「もちろん、ここに居続けたい。モナコでの生活を続けられたら最高だ」と残留を希望しているが、若手を育成して登用する方針を採っているクラブが、どのような決断を下すかが注目されている。
 
 かつてはファルカオ、ハメス・ロドリゲスといった大物を、大枚をはたいて獲得してきたモナコだが、若手中心路線に変更し、2014年夏には高額な主力選手を放出している。そんなクラブが、長者番付のアスリート部門にもランクインしたベテランを留まらせ続けるか……。
 
「全てはクラブ次第。互いの考えが一致した上で契約を延長できるのが理想だ。クラブが国内外でタイトルを獲得することを望んでいるのか……。そうであれば、私はここに留まり続けたい。なぜなら、タイトルをもたらすために、私はモナコに加入したのだから」
 
 このコロンビア人FWには、今後さらに、ピッチ内外で注目が集まりそうだ。

最終更新:5/2(火) 19:34
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