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「嫌われる人」と、言いたいことを言っても「好かれる人」の違いとは?

5/2(火) 6:30配信

ダ・ヴィンチニュース

 新年度が始まり、心機一転イキイキと春を迎える人もいれば、職場や学校でせっかく築いた人間関係が振り出しに戻り、ため息をついている人もいるのではないだろうか。

 『なぜあの人は言いたいことを言っても好かれるのか?』(和田秀樹/KADOKAWA)は自分も言いたいことを言って、楽に生きることができ、なおかつまわりの人に好かれるコミュニケーションのとり方を教えてくれる。

 著者の和田秀樹さんは、国際医療福祉大学大学院教授、川崎幸病院精神科顧問、和田秀樹こころと体のクリニック院長を務めながら映画監督や本の執筆活動もこなすマルチな才能を発揮している。精神科の開業医として多くの人と接し、さまざまな方面で活躍する著者だからこそ提案できる「本物のマイペース」とはどういう生き方なのか。少しだが紹介していきたい。

 どうしたら「好かれる人」になれるのか。本書ではその方法を「嫌われる人」の特徴からヒントを出している。「あの人って本当迷惑なのよね」とつい思ってしまう人、まわりにいませんか? 「嫌われる人」といってもさまざまなパターンの人がいるので、「あの人とはあんまり関わりたくないな」と感じる人をイメージしながら読んでみてほしい。

 モンスターペアレントやモンスターカスタマーという言葉も「嫌われる人」の代名詞だ。彼らが「モンスター」と呼ばれてしまうのは、自分の意見を押し通そうとするからと著者は話す。本当に言いたいことがあるなら、意見を主張すること自体は何も悪くない。

 学芸会で、「木」の役を与えられた子の親が「うちの子はどうして木の役なんですか?」と納得できなくて聞きに行き、「くじ引きで決まったんです」と返答されれば、「それなら仕方ないか」と意見を引っ込める。そこで、「そんなの納得いかない。うちの子を主役にしろ!」と意見を押し通そうとするから「モンスター」と呼ばれてしまうのだ。

 感情のコントロールができない人も迷惑な「嫌われる人」になりがちである。「すぐにカッとなる人」「皮肉や嫌味をいう人」がそのパターン。怒りを抑えられずに怒鳴ってしまったり、自分のストレスをためないように嫌味を言って感情を吐き出したり人。どちらにしろ、感情のコントロールができずに人に不快感を与えてしまう。

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