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「好きだけど付き合えない」の真意は?翻弄される女心

5/2(火) 5:20配信

東京カレンダー

―美人じゃないのに、なぜかモテる。

あなたの周りに少なからず、そういう女性はいないだろうか?

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引き立て役だと思って連れて行った食事会で、全てを持って行かれる。他の女性がいないかのように、彼女の周りだけ盛り上がる。

「クラスで3番目に可愛い」と言われる化粧品会社勤務・莉乃(27)も、まさにそんな女だった。

モテない美女・陽菜の工作により、意中のデザイナー・健太郎との仕事を外され、落ち込む莉乃。優しく励ましてくれる健太郎への気持ちを抑えきれずに告白すると、「好きだけどつきまえません」とふられてしまう。

一方陽菜は、健太郎には相手にされず、同期の真央とも言い合いになり、いらいらを募らせる。加えて、親友・麻衣からの思いがけないマウンティングを受け、ひどく落ちこむが…。

健太郎さんが何を考えているのか、全然分からない

「莉乃。一時はずれていた坂上さんとの企画業務、戻ってもらっていいか?」

名簿データの整理中、課長に会議室に呼び出され、突然言い渡された指示。

―健太郎さんとまた仕事ができる。嬉しいけど、でも…

告白して返ってきた、「好きだけどつきあえない」という健太郎の言葉。今でも思い出すたびに、胸がざわざわと震えてしまう。

自信があったから告白したわけではない。気持ちがあふれ出て止まらなかったから、伝えた。それだけだ。

けれど、健太郎の返事は莉乃がぼんやりと予想していた、どんな言葉とも違っていた。

何が、だめだったの?
なぜ、好きだけど、なんて言ったの?
健太郎さんは、何を考えているの?

終わらない疑問が、ずっとぐるぐると心をかけめぐり続ける。振りきろうとしても逃れられない毎日が、ただただ苦しかった。

莉乃が戸惑う様子を、課長は違う意味で受け取ったようだ。「遠慮することはないんだぞ」と莉乃の肩にポン、と手を置く。

「実はな、坂上さんから申し入れがあったんだ。とても頑張っていたからぜひ戻してほしい、一緒に仕事をしたいってな」

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