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140円切符で1日遊べる JR「大回り乗車」のルールと注意点

5/3(水) 12:30配信

マネーポストWEB

 電車の切符は、乗ったら乗っただけ料金を払うのが当たり前。しかしJRには一部で特例があり、その気になれば“合法的”に1日中電車に乗ることができる。特に鉄道好きの子どもなら大喜び必至、140円(一番安い乗車券)で1日遊べる「大回り乗車」というルールを紹介しよう。

 JRの乗車券は、基本的には乗った距離で計算されるルールだ。例えばJRで東京から名古屋まで鈍行列車で移動した場合、東海道線経由なら東海道線の距離で、中央線経由なら中央線の距離で料金をカウント。東海道線経由が6260円なのに対し、中央線は6480円となる。

 しかし都心部では路線が複雑に絡み合っており、利用者が最短ルートを把握するのが難しい。それゆえJRは一定の区間について、「どの区間を通っても、最短距離で計算する」というルールを設定しており、大回り乗車はこの特例を利用したものだ。このルールが設定されているのは東京、大阪、新潟、福岡、仙台の5つの地域。「大都市近郊区間」というキーワードで検索すれば、JRのサイトが一番上に登場するので、詳細はそちらでご確認いただきたい。

 とはいっても、大都市近郊区間内を自由に乗りまわって良いわけではない。守るべきルールは、

(1)乗車できる区間は近郊区間内だけ
(2)同じ区間、同じ駅は2度通らない
(3)利用期間は1日(始発から終電まで)

 の3つ。定期券での大回り乗車は不可能で、スタート駅とゴール駅が同じなのもNG。途中下車することも不可能だ。

 実際どんなルートを回れるのか? 例えば東京近郊区間なら、房総半島をぐるりと一周したり、友部(茨城県)から小山~高崎へと北関東を巡ったりすることが可能。大阪近郊区間なら、琵琶湖の周囲を一周することができるほか、大阪~京都~奈良~和歌山を回ることもできる。ただし乗車中に検札が来た場合、きちんとルートを説明できなれば不正乗車を疑われる可能性もあるので、あらかじめ紙などにルートを記しておくのが良いだろう。

最終更新:5/3(水) 12:30
マネーポストWEB

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