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C・ロナウドが圧巻のハットトリック! R・マドリーがアトレティコに先勝

5/3(水) 5:59配信

SOCCER DIGEST Web

圧巻のパフォーマンスを披露したC・ロナウド。

 現地時間5月2日、サンチャゴ・ベルナベウでチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝の第1レグ、レアル・マドリー対アトレティコ・マドリー戦が開催された。
 
 ホームのR・マドリーは、4月23日に行なわれたバルセロナとの試合でふくらはぎを痛めて離脱したガレス・ベイルが欠場したため、布陣は4-3-1-2を採用。トップ下にはイスコが入り、2トップはベンゼマとC・ロナウドが形成した。
 
 一方、アウェーのアトレティコは、ファンフランとヒメネスの2人が故障で欠場。そのため守備に不安を抱えているものの、それ以外はベストメンバーを揃え、2トップはグリエーズマンとガメイロが組んだ。
 
 CLでは4年連続開催となった「マドリード・ダービー」は、序盤からR・マドリーが主導権を握る。中盤のイスコ、クロース、モドリッチを中心にボールを巧みに動かして相手を翻弄。すると、早々に先制に成功する。
 
 10分、カゼミーロがボレーでペナルティーエリア内にボールを供給。この大きく跳ね上がったボールをC・ロナウドが頭で押し込んでネットを揺らした。
 
 先手を取ったR・マドリーは、慎重に振る舞うライバルを尻目にアグレッシブなプレーを続け、15分にC・ロナウド、16分にイスコと立て続けに枠内を捉えるシュートを見舞った。慎重さが裏目に出て、反応の鈍さが目立ったアトレティコは、追加点こそ奪われなかったものの、完全に押し込まれてしまう。
 
 R・マドリーがアトレティコを完全に守勢に回し、ワンサイドゲームの様相を呈し始めるなかでハーフタイムを迎えた試合は、後半もホームチームがボールを持って積極的に敵陣へと仕掛けていった。
 
 何とか流れを変えたいアトレティコは、57分にF・トーレス、58分にガイタンと攻撃的なカードを切った。しかし、この交代策は、大きな効果をもたらすことはなかった。前半よりもボールこそ持てるようになったが、S・ラモスを中心にゴール前を固めるR・マドリーの堅牢を打ち破るまでにはいかずに、シュートまで持ち込めないシーンが続いた。
 
 R・マドリーも前半ほど決定機に恵まれたわけではなかったが、68分に運動量が低下したイスコに代えてアセンシオを投入するなど策を講じて主導権を握り続けると、エースがまたも大仕事をやってのける。
 
 73分、敵バイタルエリアでベンゼマのポストプレーからボールを受け取ったC・ロナウドが、フィリペを軽くいなして、右足で強烈なボレーシュートを放つ。これがゴール左上隅に突き刺さったのだ。
 
 エースのこの日2点目で差を広げたR・マドリーは、その後、アウェーゴールを失わないようにとリスクを冒さずに巧みに時間を消化。すると、絶好調のエースがダメ押しの3点目を奪取する。
 
 86分、右サイドを突破したL・バスケスの折り返しをペナルティーエリア内でカゼミーロが受けると見せかけて背後へスルーすると、このボールをC・ロナウドが冷静にゴールへと流し込んだのだ。
 
 C・ロナウドのハットトリックで戦意喪失させられたアトレティコに、もはや反撃をする力はなく、試合は3-0で終了した。
 
 大黒柱の圧巻のパフォーマンスで、この対戦の行方さえも決定付けるような勝利を手にしたR・マドリーは、史上初のCL連覇に向けて大きく前進したと言って良いだろう。
 
 一方、宿敵の前に為す術なく完敗を喫したアトレティコ。5月10日に行なわれるホームでの第2レグまでにいかに立て直し、逆転を目指すのか。

最終更新:5/3(水) 10:21
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