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「低位株(=ボロ株)」の選び方&売買方法の秘訣を好成績を残す「低位株投信」の運用責任者が伝授!2万円台で投資できるおすすめ低位株2銘柄も紹介!

ダイヤモンド・ザイ 5/3(水) 20:15配信

 「低位株(=ボロ株)」への投資で儲けるコツを、「日本低位株ファンド」を運用するスゴ腕ファンドマネジャーが伝授! 

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 ダイヤモンド・ザイ6月号では、特集「5年で2倍上昇の成績を叩き出す!  最強投信に学ぶ 日本株入門」を掲載。この特集では、好成績で人気の投資信託を運用するファンドマネジャーに、「高配当株」「割安株」「成長株」「新興市場&IPO株」「低位株」という5ジャンルの日本株で、きっちり勝つためのコツを聞いている。

 今回は、その中から「低位株」での儲け方を抜粋して紹介。教えてくれたのは、「日本低位株ファンド」のファンドマネジャーである、野村アセットマネジメントの佐藤浩和さん。普段は注目度の低いワケあり株で、利益を積み上げるポイントを押さえておこう! 

倒産の危険や出来高が少ない銘柄を避けて、分散投資をすることが低位株で失敗しないコツ!

 「低位株」とは、株価水準が低い株のことだ。

 「低位株には3つの特徴があります。1つは、値動きが大きいこと。ちょっとした材料で株価が2倍になる一方で、短期で株価が半値になることも。2つめの特徴は、低位株には、業績悪化などのワケがあって、売り叩かれたものが多くあるということ。倒産リスクを内包している場合があるので注意が必要です。3つめは、流動性に問題があること。出来高が少なく、売りたいときに値が付かないリスクがあります」

 こう語るのは、低位株型投資信託の運用に10年以上携わり、好成績を出し続けている野村アセットマネジメントの佐藤浩和さんだ。

 低位株は、“ボロ株”とも呼ばれており、安易に手を出すのは危険だ。また、株には、大幅な株価の変動によって投資家に損害を与えないように、「値幅制限」というものがあるが、100円未満だと制限される上下の値幅は30円である。値幅制限にひっかかると、すぐにストップ高・ストップ安となり、株価の変動が止まる。低位株は値動きが激しいので、売りたいときに売れないケースがあり、要注意だ。

相場が楽観視される「年の前半」に買われる傾向アリ!

 一方で、メリットもある。株価が5000円の株が20%アップの6000円になるには、それなりの好材料が必要だが、株価が100円の場合は、たった20円上がるだけで20%アップを達成。ほんの少しの材料でも株価へのインパクトが大きく、短期で値上がりが狙えるのだ。

 たとえば、「東京テアトル(9633)」は、映画の配給・興行を手がけた、長編アニメ映画『この世界の片隅に』の人気がジワジワと出て全国拡大上映の大ヒットとなったことで、それまで120円で横ばいだった株価が、昨年末のたった2週間で2倍になった。

 「加えて、低位株は相場好調時に買われる傾向があり、上げ相場では、大型株の上昇を上回る成績を上げられるという点もメリットです。年前半は比較的相場を楽観視する傾向があるので、私が運用するファンドの成績は、年前半が特にいいです」(佐藤さん)

 ただし、銘柄選びを間違えると大やけどしかねないのも低位株の特徴。出来高が極端に少ない銘柄や、赤字の拡大が続いているなど、倒産リスクが高い会社を避けることがポイントとなる。また、1銘柄に集中させず複数銘柄に分散させることも重要だ。

 「私が運用する日本低位株ファンドでは、売買高が小さい銘柄を除いた中で、株価が低位の30%を抽出(約500社)。その中から倒産リスクがある銘柄を排除した200銘柄に、同じ金額で分散投資しています。値動きが大きいので分散することでリスクを抑えるのです。株価が100円以下の低位株にはリスクが高い銘柄が多いので、初心者は避けたほうがいいでしょう」(佐藤さん)

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最終更新:5/3(水) 20:15

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