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「彼氏と割り勘旅行なんてありえない」と、上から目線で不要なアドバイスをしてくる女

5/3(水) 5:20配信

東京カレンダー

―マウンティングとは霊長類に見られる、社会的序列の確認と自己顕示のための行為。

東京の女たちは今日も霊長類のごとく、笑顔の裏でマウンティングを繰り広げている。

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だが、一部の女は気づき始めた。 マウンティングは、虚像でしかないことを。

果たして、その世界から抜け出した先には、どんな世界が広がっているのか。

マウンティング世界の向こう側を、覗いてみたくはないだろうか。

東京でそれぞれの価値観で生きる、大手出版社に勤める麻耶(26歳)、港区女子・カリナ(27歳)、マウンティングとは無縁な女・玲奈(26歳)の3人。

玲奈の価値観に影響され、カリナとのマウンティングに嫌悪感を覚えながらも、カリナからの食事会の誘いを断れない麻耶だった。

今の彼氏じゃ、ダメですか?

この婚活戦国時代に彼氏がいる。普通なら、それだけで満足すべきなのかもしれない。

だが悲しいかな人は、「もっと上」を目指してしまうように出来ているらしい。

麻耶には付き合って4ヶ月になる彼氏、潤がいる。32歳になる商社マンの潤とは、カリナとは別の友人主催の食事会で知り合い、自然に意気投合しほぼ毎週デートを続ける仲だ。

少し濃すぎる顔立ちとやや子供っぽすぎる性格をのぞけば、申し分ない彼だと思っている。

だが、最近その彼氏の存在を知ったカリナから、「商社マンの彼氏?え~、麻耶ならもっと上の人と付き合えるって!」と無駄な励まし型カウンセリングを受けているのだ。

「上の人」ってなんだよ…と思いつつも、カリナの放つ言葉には、妙なパワーがある。

そして今夜も麻耶は、カリナの衝撃のカウンセリングに打ちのめされることになった。

まずは、自分の彼氏の格を見せつけることから。

カリナ達との食事会の当日。

1時間も前に西麻布についた麻耶は、新しくできたレム六本木の『セダー ザ チョップハウス&バー』に立ち寄って、ベリーニをオーダーした。

グラスに注がれた薄いピンク色のカクテルと、お店の背景とをうまく合わせて写真を撮る。

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