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宅配便を1回で受け取りする工夫、お得なポイントも

5/4(木) 12:30配信

マネーポストWEB

 宅配便のドライバー不足が深刻化する昨今。宅配業界では、ドライバーへ大きな負担となる再配達を減らすための取り組みが行われている。

 日本郵便は、環境省などが取り組む『COOL CHOICE できるだけ一回で受け取りませんかキャンペーン ~みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト~』の一環として、ゆうパックを郵便局やコンビニ、宅配ロッカー「はこぽす」で受け取ったユーザーにポイントを付与するキャンペーンを4月25日にスタートした。

 付与されるポイントは「Pontaポイント」「WAONポイント」「dポイント」「エコ・アクション・ポイント」から選択。郵便局での受け取りなら50ポイント、コンビニとはこぽすでの受取なら5ポイントが付与される。また、郵便局で再配達の荷物を受け取った場合は10ポイント、はこぽすでの再配達なら1ポイント付与される。9月30日までの実施となっている。

 同様のキャンペーンとしては楽天市場が、4月14日から17日の4日間限定で「受け取り場所を選んで配達1回で受け取るとポイント3倍」キャンペーンを実施。その名の通り、再配達をせずに受け取るか、コンビニやはこぽすで受け取った場合に、通常の3倍の楽天スーパーポイントが付与されるというものだ。楽天は今回のキャンペーンの結果を見て、再配達の減少が見込めればキャンペーンを継続していく可能性も高いという。

 また、ヤマト運輸は運賃の基本料金の値上げを発表。その一方で、再配達を減らすべく、荷物を1回で受け取った利用者に対する割引制度を検討している。

送料値上げの割高感は1回で受け取って“穴埋め”

 1回で受け取ったほうが得をするというケースが増えつつあるような現在の宅配便事情。ネット通販に詳しいITジャーナリストはこう話す。

「ヤマト運輸の値上げによって、今後通販サイトの送料も値上げされる可能性は高いでしょう。その割高感を穴埋めするという意味でも、荷物を1回で受け取った利用者への割引やポイント付与といったサービスは、増えてくると思います。あるいは再配達には追加料金といったケースも出てくるかもしれません」

 ちなみに、1週間に最低でも1回は通販サイトを利用しているという40代の男性は、つねに再配達をしないように心がけているという。その工夫について、以下のように語る。

「まず佐川急便やヤマト運輸といった頻繁に荷物を届けてくれる宅配業者ウェブサイトで、荷物が届く際に事前メールでお知らせしてくれるサービスに登録するんです。そうすれば、ほとんどのケースで荷物が届く前日夜までにお知らせがくるので、そこで確実に受け取れる時間に宅配時間を設定します。あとは、その時間に在宅しておくだけなので、これで再配達の可能性はかなり低くなります」

 再配達だと余計なお金がかかる──それが当たり前になるかもしれないことを考えると、1回で受け取るための努力も必要となってくるかもしれない。

最終更新:5/4(木) 12:30
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