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これぞ一期一会!昔ながらの天然藍染を旅先・福岡で体験する

5/4(木) 15:10配信

エイ出版社

今注目のモノづくり体験

福岡に遊びに行くとしたら、やはりラーメンやもつ鍋、屋台などの食い倒れが楽しみの定番。もちろんそれも大きな魅力だが、加えていま注目されているのは、福岡でできるモノづくり体験だ。例えば名産品・明太子づくりにはじまり、伝統工芸品の博多人形の絵付け、そして久留米絣の染め体験など。そこで、特に女性に人気のある久留米絣の体験の様子をご紹介しよう。

天然の藍を使った藍染体験

200年の歴史をもつ久留米絣(くるめがすり)。藍染体験ができる「藍染絣工房 山村健」がこだわるのは、化学染料ではなく、天然の藍を使って染めること。もちろん体験で使う藍も天然のものを使用する。


まずはサンプルを見ながらデザインを決める。それに合わせ、布を絞ってシワをつけたり、ビー玉を入れて輪ゴムで結んだりして、染めない部分を作っていく。絞りの強度によっても模様が変わってくるので、どんな仕上がりになるか楽しみ。(写真上)

染色は、最初は濃度の低いものから浸し、少しずつ濃度が高いものに上げていく。藍染は空気に触れることで藍色に変化していくため、藍液に浸けては絞って空気に触れさせ、また浸して、を何度も繰り返す。教えてくれた工房4代目の山村健さんも「水や天気によって藍の状態が変わるので、日々勉強です」と笑う。(写真下)

布を広げる瞬間のトキメキが堪らない!

十分に染めを繰り返したら、2回に分けて水ですすぐ。水の中で布を広げると青と白の美しいコントラストに思わず見とれてしまう。よくすすいだら、水気を絞ってアイロンをかければ出来上がりだ。(写真上)

様々な表情が楽しめるので、つい「もう1枚……」と作りたくなってしまうのも藍染の魅力。ハンカチとしてはもちろんのこと、大きめの布を使うのでバンダナやスカーフなど用途はたくさん。洗うたびに灰汁が抜けて、青も白も鮮やかさが増していくのだそう。日々使いながら色の変化も楽しめるのも天然藍染の魅力。(写真下)
絞りの強弱や、藍液につける回数など、1つとして同じものが作れない藍染。旅の思い出に挑戦してみては?
(K)

【DETA】
●藍染絣工房 山村健(あいぞめかすりこうぼう やまむら けん)
住所:福岡県八女郡広川町大字長延241
電話:0943-32-0332
営業時間:9:00~17:00(無休)

<体験>
所要時間:約1時間
費用:1枚2000円~
要予約

(出典:『トリコガイド 福岡2017‐2018』)

 K

最終更新:5/4(木) 15:10
エイ出版社