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浦和と鹿島の頂上決戦で“二人のシルバ”が激突 「彼をフリーにさせてはいけない」と最大級の警戒

5/4(木) 8:26配信

Football ZONE web

昨季まで新潟で共闘したラファエルとレオが再会果たす

 Jリーグを代表する2チームの頂上決戦で、“二人のシルバ”が火花を散らす。Jリーグは4日に第10節の浦和レッズと鹿島アントラーズの首位攻防戦が行われるが、ともに昨季までアルビレックス新潟でプレーした浦和のFWラファエル・シルバと鹿島のMFレオ・シルバが激突する。

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 先に日本でプレーし始めたのは、レオだった。2013年にブラジルのポルトゲーザから新潟に加入。中盤で絶大なボール奪取能力を発揮し、Jリーグのナンバーワンボランチとの高い評価を得ていた。そこに、14年夏にスイスのルガーノFCからラファエルが加入。快足を生かしたドリブルを武器としたストライカーは、新潟攻撃陣の中心になった。

 その二人は今季、昨季にチャンピオンシップ決勝を戦った現在の日本でトップ2と言える浦和と鹿島にそれぞれ移籍。ラファエルは浦和でリーグ7試合出場6ゴール、AFCチャンピオンズリーグも合わせて11ゴールと爆発している。また、レオも鹿島の中盤でリーグ8試合に出場して1ゴールと、その実力を発揮している。

 ラファエルは、そんな“兄貴分”であるレオに対して、多大なる感謝の思いがあるという。

「彼はピッチの中ではクレバーで能力の高い選手だけど、個性豊かな人で、周りの人を常に助ける人。僕が初めて日本で生活するにあたって、本当に支えになってくれたのがレオ。一つの言葉では言い表せないような感謝をしている存在ですよ」

「彼をフリーにさせてはいけない」と警戒

 若くしてブラジルからスイスに渡り、さらに日本へ。ラファエルにとって不安ばかりの生活を支えてくれたのがレオだった。チームでは自身にパスを出してくれる存在であり、ピッチの外では頼れる存在。だからこそ、対戦相手のボランチとストライカーという関係で、互いに攻守のキープレーヤーとしてマッチアップするゲームに対し、警戒感と高揚感を語った。

「とにかく、彼をフリーにさせてはいけない。彼のインテリジェンスあるプレーは僕らの脅威になる。とにかく、集中してゲームに臨まなくてはならないし、守備にも責任感を持って相手の強みを抑えなければ」

 浦和の攻撃力は、後方からの丁寧なビルドアップを前線の破壊力につなげることで実現される。ラファエルに多くのボールが入り鹿島の最終ラインにプレッシャーを与え続ければ、より浦和がゴールに近づく。一方で、鹿島の武器であるカウンターは、高い位置でボールを奪えば奪うほど威力を増す。レオのボール奪取能力と攻撃の起点になるプレーは、浦和の攻撃を寸断するだけでなく鹿島の攻撃のスタート地点になる。互いに、チームの浮沈を握る存在になる。

 前売りチケット約5万9000枚がすでに完売し、超満員の埼玉スタジアムで実現する二人のシルバによる直接対決。Jリーグ屈指のストライカーとボランチの激突は、頂上決戦の大きなポイントになりそうだ。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:5/4(木) 8:26
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