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「お手伝いをする子ども」のほうが、大人になって成功する

5/4(木) 20:10配信

ライフハッカー[日本版]

Inc. : お子さんに、大人になって成功してほしいですか?それなら、お手伝いをさせましょう。お子さんが嫌そうなそぶりをみせたら、今回ご紹介する調査結果を教えてあげてください。

ハーバード大学の調査の歴史上最も長い、1938年から現在まで75年間にわたる調査によると、子どもたちが成長して成功して幸せになるには、次の2つが必要だそうです。

1つ目は、愛情。

2つ目は、勤労意欲です。

では、若者の勤労意欲を高めさせるためにはどうすれば良いのでしょうか?

724人の大きな成功をおさめた人々を調べたところ、1つの結論に達しました。(調査対象となった成功者の中には、ケネディ大統領やウォーターゲート事件の頃のワシントンポストのベン・ブラッドリー記者もいます)

大事なのは、全力投球させること

「研究により、親が子に望んでいるようなプロフェッショナルとして成功している人は、子どものころよくお手伝いをしていたことが分かりました」と『20XX TED talk』でジュリー・ライスコット・ハイムズさんは話しています。

(ジュリー・ライスコット・ハイムズさんは、『How to Raise an Adult』の著者で、スタンフォード大学の元新入生担当学生部長。)

続けて、「お手伝いを始める年齢は、早ければ早いほど、良いです」とライスコット・ハイムズさんは伝えています。(TEDトークを全て見たい方はこちらからどうぞ。)

「やりたくないお手伝いでも、腕まくりして、全力投球する。そんな心の持ち方が大事です。働き始めたら、必ず『やりたくないけれど、やらなければならないこと』に遭遇するのですから。」

このアイデアの欠点

でも、子どもにお手伝いをさせるというアイデアには、欠点もあります。 子どもが家事をすることは、必ずしも親としての仕事を減らすことにはならない、という点です。私の同僚ヴァレリー・ウィリアムズは、その点について、ウェブサイト『Scary Mommy』に簡潔かつ印象的に書いています。

研究者の方、お手伝いをさせる、というのは良いアイデアだし、納得できます。でも私たちが1日何回子どもに頼みごとをしているか、知っていますか?

今日は学校が休みになって5日目だというのに、私が「歯を磨いて」と1回言うだけで歯磨きをし、お互い大きなケンカをすることが、今のところないので、今日はうまくいっています。

このうえで、私が子どもたちに「お手伝いをして」とお願いしたら、そのお願いは聞くと思いますが、すぐに泣きごとを言うし、しっかりやらないでしょう。子どもたちが拭いた床をみたことがありますか?

ヴァレリーさんの言うとおり、お手伝いをさせるのは思っている以上に大変です。しかし、体験を通して学んでもらいたいなら、たとえ自分でやったほうが完璧にできるとしても、あえてその人にやってもらう必要があります。

この原則は、米軍がイラク軍を訓練する場合でも、子どもに食器洗いを教える場合でも適用されます。

「ゴミ出しや洗濯などの家事をやらせることで、子どもたちは生活をするためには家事をしなければならない、ということに気付きます。お手伝いとは、ただの『私が今あなたにやってもらいたいこと』というわけではないのです。」

Kids Who Do Chores Are More Successful Adults | Inc.

Bill Murphy Jr.(原文/訳:曽我美穂)
Photo by Shutterstock.

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