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エコカー以外で燃費の良い車、1位は三菱ミラージュ

5/4(木) 17:00配信

Forbes JAPAN

米環境保護庁(EPA)は毎年、ガソリン・ディーゼル車の新型モデルの燃費について調査を行い、最も「グリーンなモデル」を発表している。これらは電気自動車に比べて低コストで維持することができ、機械の複雑さに直面することもない。



ハイブリッド車と電気自動車を除いた場合、ガソリン代が節約できるだけでなく二酸化炭素の排出量が最も少ないのはどの車種だろうか。そのリストには予想通り、何台かの「経済的」な小型車の名前が挙がった。一方、中にはいくつか、驚くようなモデルの名もあった。スポーティーなBMW 3シリーズと、ジャガーXEを含む高級モデルのディーゼル車だ。

フォルクスワーゲンはディーゼル車の市場に汚点を付けたかもしれない。だが、それでも同様のモデルを比較した場合、ディーゼル車がガソリン車よりも燃料効率が高く、加速性能も高いことに変わりない。

われわれは各社のモデルラインの中で最も燃費の良いモデルを割り出したほか、パワートレインについても調査。さらに、米国内の現在の平均的なガソリン価格で1万5000マイル(約2万4100km)走行したと仮定した場合の年間のガソリン代を算出した。その際、環境とガソリン消費量に関するEPAの評価も参考にした(環境に関する評価は、走行距離1.6 km当たりの二酸化炭素その他の温室効果ガスの排出量に基づいている)。

調査の結果、ガソリンまたはディーゼル車で燃費が良いモデルのトップ10は、下位から順に以下のとおりとなった。

10位: ジャガー XF ディーゼル
9位: トヨタ ヤリス iA
8位: ヒュンダイ エラントラ
7位: スマート フォーツー
6位: BMW 328d
5位: ジャガー XE ディーゼル
4位: ホンダ シビック
3位: ホンダ フィット
2位: シボレー クルーズ ディ-ゼル
1位: 三菱 ミラージュ/ ミラージュG4

個人の家計と地球環境への影響を考えたとき、私たちは燃費の良い車を選ぶことで、どの程度の変化をもたらすことができるのだろうか。リストの1位に入ったサブコンパクトの三菱ミラージュを例に考えてみよう。

新車の価格は手頃なおよそ1万4000ドル(約156万円)。3気筒エンジンを採用している。3気筒エンジンは一般的にパワーがないと考えられているが、ミラージュは市街地と高速道路を走行時の燃費がそれぞれ37mpg(15.73km/L)と43 mpg(18.28km/L)。双方の加重平均値が39 mpg(16.58km/L)だった。米国内の平均的なレギュラーガソリン価格、1ガロン当たり2.44ドル(約3.8リットル当たり272円)で計算した場合、年間のガソリン代は950ドル(約10万6000円)ということになる。

一方、三菱のクロスオーバーSUVの最上級モデル、全輪駆動で3.0リットルエンジンを搭載したアウトランダーGTの燃費は、市街地で20 mpg、高速道路で27 mpg、加重平均で23 mpgとなり、年間のガソリン代は約1900ドル。5年の所有期間で、ミラージュとは4750ドルの差が付くとの結果になった。

環境への影響について見てみると、原油消費量にしてミラージュが年間8.5バレル(1351リットル)であるのに対し、アウトランダーは14.3バレル。CO2排出量は、前者が走行距離1マイル当たり226グラム、後者が同388グラムとの推計結果になった。

Jim Gorzelany

最終更新:5/4(木) 17:00
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