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仏紙「ル・モンド」、Snapchatで偽ニュース対策を指南:大統領選を前に注目高まる

5/5(金) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

フランスの国政選挙が迫り、日刊紙「ル・モンド(Le Monde)」はフェイクニュース対策にSnapchat(スナップチャット)の「ディスカバー(Discover)」を活用している。

ル・モンドには13名からなる事実確認チーム「デコドゥール(Les Dcodeurs)」があり、自社資産、Facebook、およびTwitterにおいて、記事とWebサイトの両面で嘘の断固とした暴露に取り組んでいる。これに対し、Snapchatでのアプローチはより啓蒙的だ。ル・モンドのディスカバーチームが解説者となり、フェイクニュースにダマされない方法を案内している。

「フェイクニュース記事は大量にあるので、それをひとつひとつ指摘しようというものではない。そうではなく、疑わしい情報に出くわした場合の反射神経がよくなるようにオーディエンスを教育するのだ」と語ったのは、ル・モンドでSnapchatのディスカバーの編集者を務めるジャン=ギヨーム・サンティ氏だ。

「対話をしていきたい」

ル・モンドは半年前からディスカバーでの公開を行っており、これまでに約200本を投稿している。Snapchatディスカバーのチームは7名からなり、週に7日、毎日1本、新しいエディションを作っている。投稿の中身は、12のスナップでひとつの話題を伝えるものもあれば、さまざまな情報を伝えるスナップを取り混ぜたものもある。

あるいは、たまたま見つけた画像が信頼できるものなのかそれとも捏造なのかをチェックする方法を説明し、そのために使えるツールを提案するスナップばかりをまとめたものもある。

サンティ氏は、Snapchatのオーディエンスの規模については、Snapchatとの取り決めを理由に明かさなかったが、読者からはSnapchat経由で頻繁に質問が寄せられていると語った。「トランプ氏が選出された際は、さまざまな共謀説についてたくさんの問い合わせがあり、確かな事実や記事について本当なのかを尋ねる質問もあった」と同氏。

ディスカバーチームは多くの場合、メインとなる質問を選び、その投稿者の名前を添えて、ル・モンドによる回答をひとつの投稿にまとめる。「回答がわかりきったものならチャットルームで直接回答する。対話をしていきたいのだ」と、サンティ氏は言う。

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