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実用的なプラスα機能を搭載した忘れ物防止タグ『MYNT』

5/6(土) 7:30配信

@DIME

昨年あたりから、各国のベンチャー企業が開発し、世に送り出している「忘れ物防止タグ」。基本的な仕組みは、タグをストラップで財布や鍵といった貴重品につないでおき、自身のスマホと一定距離離れるとスマホに警告メッセージが表示されたり、タグがアラームを鳴らすというもの。

とても便利なアイデアガジェットながら、これまで出た商品は、値段が高い、かさばる、アラームが聞こえない距離になるとアウトなど、細かい欠点や使い勝手の悪さがあった。

そうした問題を解決したのが、シリコンバレーのスマートウェアラブル機器開発を事業とするスライテック社の主力製品『MYNT』(ミント)。日本では、株式会社FUGU INNOVATIONS JAPANが輸入代理店を務め、日本のクラウドファンディング大手Makuakeにて、資金募集を兼ねた事前注文を受け付けていた。50万円の目標額に対し600万円強もの資金を集めたこのプロジェクトは終了しており、今後は小売価格3,980円(税込)で一般向けの販売が予定されている。

『MYNT』は、競合製品と同様、専用アプリがインストールされたスマホとの距離が一定以上離れると、アラームが鳴る。これだけでなく、アラーム可聴距離を離れても、スマホのマップ表示機能で、『MYNT』の入った貴重品のありかが確認できるようになっている。財布のような貴重品忘れだけでなく、幼い子供のポケットに入れて迷子防止に使ったり、マイカーのダッシュボードに置いて、広い駐車場のどこに停めてあったかわかるようにしたりなど、応用範囲は広い。スマホ1台で、複数(最大8個)の『MYNT』を登録できるので、「財布に使うべきか、バッグに使うべきか」などと悩む必要もない。

さらに、『MYNT』が既存の類似品と比べ魅力的なのは、Bluetooth通信機能を生かして様々な機器をリモートコントロールできる点にある。例えば、『MYNT』のボタンを押すと、離れた場所にあるスマホの付属カメラがシャッターを切ると設定できる。これにより、自撮りやツーショット写真が簡単にできるようになる。また、デスクの上にある音楽プレーヤーを、ソファに寝たまま『MYNT』のボタンで再生やボリューム調節が行えるよう設定することも可能。パソコンのパワーポイント画面を操作することもでき、プレゼンの場でも活躍する。

このように革新的な能力を持つ『MYNT』だが、あくまでもスマホとBluetoothによって通信するデバイスである点は、他社の忘れ物防止タグと同じ。Bluetoothの通信距離は最大で50mほどなので、もしも電車の中に忘れて、その電車が遠くに行ってしまえば、最後にスマホと『MYNT』がBluetooth通信した、50m離れた線路の上をマップ表示するだけである。この問題の解消に近づけたのが「クラウドGPS」という機能で、他人の持っている『MYNT』が忘れ物の近くにあれば、自分のスマホで位置を特定できるというもの。他人のスマホに位置が表示されるわけではないので、安心して忘れ物を取りにいくことができる。もちろん、クラウドGPSがそれなりの力を発揮するには、『MYNT』の今後の普及が前提となり、この点は留意しておく必要があるだろう。

文/鈴木拓也

@DIME編集部

最終更新:5/6(土) 7:30
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