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香川、3位争いの大一番にも先発か。来季CLストレートイン懸ける直接対決

5/6(土) 10:20配信

フットボールチャンネル

 ボルシア・ドルトムントは現地時間6日、ブンデスリーガ第32節でホッフェンハイムと対戦する。1ポイント差で3位と4位に位置する両チームの一戦は、来季のチャンピオンズリーグ本戦からの出場を懸けた重要な直接対決となる。(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)

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●CL本戦からの出場を左右する一戦

 3位の座を奪えるか。2017年5月6日のブンデスリーガ第32節、ボルシア・ドルトムントはホームにTSG1899ホッフェンハイムを迎える。4位と3位の「直接対決」だ。現在の勝ち点はドルトムントの57に対して、ホッフェンハイムは58。その差はわずか1である。

 3位でシーズンを終えれば、来季のチャンピオンズリーグでは本戦から参加することができる。もちろん4位で終えてもCLに予備予選から参戦できる。4位で終えようと3位で終えようと、あまり大差はないのかもしれない。しかし、リーグ戦でバイエルンの優勝が決まってしまった今では、その違いが選手たちにとってモチベーションとなるところはあるはずだ。前節のケルン戦を0-0のドローに終えた後で、香川真司は意気込んだ。

「ホームなので必ず勝たなきゃいけなかったですけど。次まだ直接対決があるので、しっかり勝てるように、と思います」

 何よりファンは、どんな時でも勝利を望んでいる。ミッドウィークに試合がなかったことで、リフレッシュと準備のための期間を十分に確保できたドルトムント。ケルン戦で負傷により途中交代したソクラティスはコンディションを整え、長期離脱していたセバスチャン・ローデも当日はメンバー入りするという。再び陣容は整ってきた。やはりホッフェンハイム戦は勝ち切りたいところだ。

●香川は前節に続き先発起用か

 ホッフェンハイムは3バックの中央に入るケヴィン・フォクトと、ワンボランチのセバスチャン・ルディが縦関係を構築しながらビルドアップを開始する。フォクトを中心にDFラインでボールを回し、左右のウイングバックが幅を取ってサイドに広く展開。その前では、かつてペップ・グアルディオラが6番にコンバートしたフィリップ・ラームのように、ルディが的確にスペースでボールを受けて捌いていく。ルディは一発のロングボールを最前線に狙うこともある。そして2枚の8番と2トップを前に置くことで、サイドやペナルティエリア内に人数を掛けていく。また、攻撃陣は縦パスを上手く選手間のスペースで引き出していく。 

 ホッフェンハイム戦に向けては「やはり上位のチームとやれることと、順位と関係するので、そういう意味でしっかりと準備していきたいと思います」と語った香川。この1週間で調整が順調に進んでいれば、ケルン戦に続いての先発となるだろう。守備時には3CBを追い込む3トップと連動して、ルディにプレスを掛けたいところだ。フォクトは攻撃時に右CBの二クラス・ズーレとポジションチェンジをすることもあり、なかなか的を絞れないところもあるのだが、ゴンサロ・カストロらと協力して“フォクト-ルディ”を自由にプレーさせないようにしたいところである。

 躍進を続けるユリアン・ナーゲルスマン監督が率いるチームを、ケルン戦の後で香川は「すごく安定して今シーズン戦っている。ディフェンスラインもすごく固い」と警戒した。

 「そういう意味では、本当に今日(ケルン戦)みたいに前半のうちにね、相手がまだ慣れない時間帯だったり、スピードであったりに付いていけない時間帯に得点をすることが大事。そうすれば主導権を握れるようになってくると思うので。こういう戦いが続いちゃうと相手に勝算が出てきてしまうので、まあそういうところはしっかり、大事にやっていきたいと思います」

 前節のフランクフルト戦でホッフェンハイムは、82分、クリアボールをフォクトが1対1の競り合いに負けてセフェロヴィッチに拾われ、結果的にカウンターを許した。セフェロヴィッチはチャンスを決め切れなかったが、ドルトムントとすれば、こうした決定機を逃さないことが重要となるのだろう。香川の言うように、前半の早い時間帯に訪れたなら、なおのことである。

 そういった意味では、香川も積極的にホッフェンハイムからゴールを奪っていきたいところだ。

(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)

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