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【新潟】10戦連続スタメンの高卒ルーキーが複雑な心境でU-20W杯へ「弾みをつけて代表へ行きたかったが…」

5/6(土) 12:00配信

SOCCER DIGEST Web

先制点はCBのコーチングがうまく伝わらず、原が数的不利に陥り……。

[J1リーグ10節]川崎 3-0 新潟/5月5日/等々力
 
 試合を終え、アウェーのゴール裏に陣取るサポーターの前に新潟の選手が挨拶に行くと、場内の一角が大きなブーイングに包まれた。

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 ブーイングを浴びる選手たちの中には、5月20日に開幕するU-20ワールドカップに出場をするU-20日本代表メンバーに名を連ねたMF原輝綺もいた。
 
 この試合、同じくメンバーに選ばれた川崎のMF三好康児がベンチスタート、DF板倉滉がベンチ外となるなかで、彼は左サイドバックとして開幕戦以来10試合連続となるスタメン出場を果たした。
 
 1分、右サイドでボールを持ったFW阿部浩之がカットインを仕掛けると、すかさず前に立ちはだかってコースを切った原は、ボールを奪い取り前線へフィード。13分には右サイドの密集地帯でボールを受けると、寄せて来た相手を巧みなフェイントで交わし、ボランチのロメロ・フランクへつなぎ、そこからの展開でチャンスが生まれた。
 
 しかし、上々の滑り出しを見せた原だったが、40分、一瞬の隙を突かれ、痛恨の先制点を許してしまう。中央のFW小林悠にボールが渡った瞬間、新潟のCB富澤清太郎が「行くな!」と全体に声をかける。この声を耳にした原は、前に行かずにブロックを作るためにその場にステイをした。しかし、指示が聞こえなかったボランチとサイドハーフが食いついた瞬間、右でフリーになったMF阿部浩之にパスを通されてしまう。これで原は、阿部と左サイドにいたFWハイネルの2人と数的不利に立たされてしまった。
 
「味方の2枚が(小林悠に)行ってしまって、その背中を上手く使われてしまった。僕もハイネルを自分の内側を通したくなかったけど、阿部さんも前を向いていたし、あそこで数的不利の状況になるとは予想がつかなかった」と、唇を噛んだように、阿部に行くかどうか一瞬迷った瞬間に、ハイネルに内側に入られると、阿部からスルーパスを通され、原はハイネルの背中を追いかけなければならない状態に陥った。ハイネルはGKとの1対1を冷静に制し、痛恨の失点。上手く流れに乗れていた中での失点は、原にとっても、チームにとっても重く伸し掛かった。
 
 その後、一気に劣勢を強いられると、50分には原とは逆サイドから流れるようなパスワークで崩され、追加点を奪われた。

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最終更新:5/6(土) 12:00
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