ここから本文です

15歳久保の「メディア対応」に見る成長の要因 まるで日本代表ベテラン選手であるかのように…

5/7(日) 8:00配信

Football ZONE web

落ち着き払った言葉と対応は15歳という年齢をまるで感じさせず

 FC東京U-18所属で、15歳ながら“飛び級”でU-20日本代表に選出されたFW久保建英は、ルヴァン杯でトップチームデビューを飾り、J3リーグ参戦のFC東京U-23の試合で着実に出場を積み重ねている。メディアの前に姿を見せる機会が増えているが、落ち着き払った言葉や態度は年齢をまるで感じさせない。

【一覧】海外日本人プレーヤー43人「最新推定市場価格ランキング」

 U-20ワールドカップ(5月20日~6月11日)に臨む代表メンバーに選出された際には、取材対応で多くの質問が浴びせられた。質問が前後する場面が出てきてしまうのが囲み対応の常だが、一つ一つの質問を頭の中で整理し、その質問に対応した答えを導き出す。取材慣れをしている日本代表クラスのベテラン選手でも話が混乱する場面があるなか、15歳の久保は落ち着いた受け答えで対応していたのだから驚きだ。

 そして、謙虚さと自信のバランスも上手く取れているのだろう。例えば、U-20日本代表に選出された率直な気持ちを聞かれた際の、最初の応対は秀逸だった。

 久保は「正直、素直に嬉しいの一言です」と第一声を発し、「自分は他の人たちと違ってアジア予選を一緒に戦わずに、途中から飛び込みで最後の方に呼ばれた感じなんですけど、U-20の代表はすごく良い選手ばかり」と、その場にいないチームメートを称える言葉を残した。それでいて「自分も色々なものを吸収して、2、3回の遠征があったからこそメンバーに入ったと思います」と、自分の現在位置と選出された要因を冷静に分析。この応対一つを取っても、自分を表現する部分と謙虚さのバランスの良さは際立っている。

時にちょっとしたユーモアを交えて…

 一方で、6日のJ3リーグ戦でFC琉球と対戦した試合後に、中3日のゲームが続いたことへの疲労感を問われれば「少しは(疲労が)溜まっていますけど、2日くらい寝れば抜けていくんで。まだまだ若いので大丈夫です(笑)」と、ちょっとしたユーモアを交えて話すこともある。過度に謙虚になって自分を過小評価することもなく、自信のある部分は「自信がある」とハッキリと口にして主張する。もう何年もプロサッカーの世界で生きてきた選手のコメントのように聞こえてくる。

「自分の夢は小さい時から変わらないですけど、一歩、一歩、階段を踏めているかなと思います」

 将来について問われた時に久保はこう話したが、自身の課題と長所をしっかりと把握し、改善点を整理して明確に話すところは、まさに「一歩、一歩」という着実な成長を実現している要因と言えるだろう。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:5/7(日) 8:00
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新