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仕事人間にはわからない!ニートになって気づいた、人生を本当に楽しく過ごす6の秘訣

5/7(日) 16:20配信

HARBOR BUSINESS Online

 最大で9日間の連休になった今年のゴールデンウイークも最終日を迎え、心身ともにリフレッシュし、充実した休日を過ごしている人も多いでしょう。

 一方で危惧されるのが「五月病」。辛い就職活動を終え、期待に胸を躍らせ入社した会社が実は過労死ラインの残業をさせるブラック企業だったり、旧態然としたパワハラが横行しているなんてことにでもなれば、ますます会社に行きたくなくなるものです。

◆駅のホームやトイレで突然涙が

 新入社員でなくとも日々の目まぐるしい仕事量に忙殺され、プライベートな時間を過ごすのもままならないことでしょう。そんな時は会社を辞めたくなりますが、生活のことを考えるとなかなか実行に移せない人も多いはず。かくいう筆者(30歳)も、3か月前まではその一人でした。

 とある出版社で編集職として働いていたのですが、膨大な仕事量とプレッシャーに押しつぶされそうになりながらもなんとか日々をやり過ごしていると、駅のホームやトイレ、コンビニなどで突然涙が……。そんな情緒不安定な日々から解放されるため、筆者は思い切って会社を辞めました。ただ、ニートになった今感じるのは、人間は意外とポジティブに生きられるということ。仕事だけが人生ではないということ。今回はその6個の理由をお伝えします。

◆1.食費は意外となんとかなる

 仕事を休んでいる間は節約がマストですが、そんな時に一番手っ取り早く切り詰められるのが食費です。ネットで検索すれば、貧乏飯のレシピがいくらでも転がっています。またよほどの性悪でない限り、周囲から飲みに誘われるのが多くなるのも特徴的です。とくに辞めた直後は疎遠になっていた人からも連絡がきたりします。そんな時、「無職だから今日は奢るよ」なんて言葉をかけてくれる人が多数。いままで頑張っていたからこそ周囲も甘えさせてくれ、そして周りへの感謝といかに自分が恵まれた人間かということを再確認させてくれるのです。

◆2.笑顔が増え、人間関係が良好に

 仕事に追われていた時は、とにかく一分一秒が惜しい。そのためのんびりした接客や、オーダーミスなどに過剰にイラついていました。しかし心に余裕があるいまは、多少のミスなら穏やかに見守ることができます。また心に余裕が持てると、些細なことをやってもらっただけでも感謝の心が。この3か月で笑顔がずいぶん増え、友人からも表情が柔らかくなったと言われました。今まで嫌いだったあの人に対しても、なぜだか会って謝りたくなる今日此の頃…。新たな関係が生まれ、将来、ビジネスにつながっていく可能性すらあるのです。

◆3.小さな発見が大きな喜びとなる

 仕事が忙しすぎて家には寝に帰るだけだった筆者。仕事を辞めた当初はのびのびと過ごしていましたが、徐々に時間を持て余してしまいます。そんな時は散歩で気分転換。心が落ち着いていると、道端に咲いているタンポポでさえとても美しく見えます。いつもの道でさえ、清々しい気持ちで通ることができるのです。

◆4.0円スポットはかなり万能

 仕事を辞めると一番気がかりなのが金銭面。普段からコツコツ貯金をしているならまだしも、思ったより貯まっていないという人も多いのではないでしょうか。かくいう筆者も、会社を辞めた時はすずめの涙ほどの貯金残高でした。「早まったな……」なんて不安にも駆られましたが、そんな感情も0円スポットを満喫すれば無くなるはず。例えば筆者の場合は、赤羽(北区)にある「こども動物園」へ行きました。ここではヤギやヒツジ、小動物と無料で触れ合うことができます。他にも都庁の展望室など、探せば以外と多くのスポットが。そういった場所を見つける過程ですらいい気分転換になるので、一石二鳥になります。

◆5.ストレスによるドカ食いがなくなり痩せる

 これは一番うれしかったのですが、何もしなくてもダイエットできちゃいます!働いていると、「ストレス発散は食事!」「接待続きで毎日飲酒」なんて人も多いはず。お腹が空いていないにもかかわらず、デスクでお菓子をバクバク……。気づけば大学時代より10キロ以上太っていた、なんて話もよく耳にします。離職した今はそういった生活とも無縁に。規則正しい生活を送ることができ、その結果、無理な努力もなく体重は約3キロ減。太り気味だった身体も軽くなりました。

◆6.新たな職業にチャレンジできる

 ちょっとしたお小遣いを稼ぎたいとき、単発のバイトをやるのもいいでしょう。コンサートスタッフ、ティッシュ配り、スーパーで試食のデモンストレーションetc。世の中には思っている以上に多くの仕事があります。ちなみに筆者も前述のバイトのほか、作文コンクールの原稿の仕分け作業や住宅展示場の受付などを経験。いままでと違ったジャンルであればあるほど興味深く取り組むことができ、そこで培った経験が思わぬところで活かせる可能性だって生まれそうです。

 勤労は国民の三大義務の一つであり、がむしゃらに働くというのは人生において非常に重要なことであるのは確かです。しかし、近年とくに問題視されている過労死や仕事を苦にした自殺など、最悪のところまで自分を追いつめる必要があるかは疑問を持つべきだと思います。

 たとえ今は“逃げ”だとしても、これから先、もっと豊かな人生を歩むことができるかもしれません。だからどうしようもなく辛い時は、勇気を持ってちょっと休憩するのも一つの手ですよ。

<文/佐藤紫子>

ハーバー・ビジネス・オンライン