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オンナを理由に採用を落とされて分かった「男社会」の現実

5/8(月) 11:00配信

文春オンライン

 転職活動を始めて2ヶ月、国内の企業を立て続けに落とされた私は、海外の採用に目を向けることにしました。

「いきなり海外?」と思われるかもしれませんが、5年勤めた新聞社を辞めるとき、ワーキングホリデー(ワーホリ)でカナダに行こうと「ワーホリビザ」を取得しており、海外で働くことは、当初から選択肢の1つでした。

 カナダはワーホリ後も働き続けることができ、社会システムが整っているとの情報を耳にしていたので、カナダで暮らすのも良いなぁと思っていたのです。

 ですが、結局、カナダで生きていくには英語力がおぼつかないと冷静になり、語学留学の道を選びました。「ワーホリ行きます」より「語学留学します」のほうが、将来を考えて仕事を辞めたように見えるのではないかという、勝手な思い込みもありました。

 こうした経緯があったので、このまま内定をもらえないままズルズルと国内で転職活動を続けるくらいなら、今すぐカナダに飛び立って仕事を探したほうが良いかも、と思ったのです。

アジア圏なら語学力も経験も不問

 さっそく海外の採用情報を調べていくと、とくにアジア圏では、海外駐在、現地採用いずれであっても語学力や経験不問の営業職がたくさんあることが分かってきました。

 そこで、まずはアジア圏で仕事を探し、4月まで決まらなかったらワーホリでカナダに行こう。そう心に決めました。

 国内の書類選考と面接は全滅。もうコマがないと落ち込んでいましたが、最終手段としてカナダという選択肢があるんだと思うだけで、不思議と気持ちが楽になりました。サンキューカナダ。

ハードル低めの人材像

 思い立ったが吉日とばかりに、DODAのエージェントサービスでお世話になっている担当者にメールをしました。

「国内で転職活動をしていくうちに、やはり海外で働いてみたいという気持ちが強くなりました。今後は海外の企業を中心に見ていきたいと思います」

 すると、私の方針転換を承知した旨のメッセージとともに、さっそく海外の求人が送られてきます。仕事はやっ! 優秀なエージェントにただただ感謝です。

 紹介のあった求人は、通信大手のグループ企業のベトナム駐在案件。

 給料は470万~800万円。学歴、経歴、語学力、すべて不問。求める人材像は「文化が違う相手に対して折衝していくことができる(と思う)人」など。

「と思う」とさりげなくハードルを下げるあたり、思わずツッコミを入れたくなりますが、ざっくり言うと「海外で働いてくれる人ならだれでもウェルカム」と言っているとしか思えない内容です。

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最終更新:5/8(月) 11:00
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