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日銀のETF買い入れ価格も一致傾向、相場反転を割り出す有効指標とは?

5/8(月) 20:00配信

マネーポストWEB

 現在、日本の株式市場において、日銀のETF(上場投資信託)買い入れがその値動きに大きな影響をもたらしている。だからこそ、株トレードを行う上で日銀の動きに意識を向けることは必須だと言えるが、日銀はいったい、どういったポイントでETFを買い入れしているのか? 株および FX(外国為替証拠金取引)のカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんは、次のように解説する。

 * * *
 私は、FXを行いながら、クリック株365の日経225でもトレードを行い、利益を獲得しています。

 そして日経225でトレードする以上、当然ながら日銀のETF買い入れにも目を光らせており、毎日17時頃に日銀のサイトにて公開されるETFの買い入れ結果は必ずチェックいたします。日銀は断続的に、1日あたり700億円以上の資金を投じてETFを買い入れしており、当然それだけの資金がマーケットに流れると株価にも大きい影響が生まれますから無視できません。

 ただし、闇雲に日銀の買い入れ結果をチェックしていても意味がありませんので、「日銀がどういった意図を持ってどのタイミングで買いを入れてきているのか?」ということも意識しながらチェックします。

 すると、日銀の買い入れに関する法則のようなものが見えてきます。例えば、私が買い入れ結果を検証して見えてきたことは、「日銀がフィボナッチリトレースメント(以下フィボナッチ)の節目となる価格水準で買いを入れてきている」ということです。

 ちなみに、「フィボナッチって何?」と思われた方もいらっしゃると思いますので、フィボナッチについて簡単に説明しておきます。

「黄金比率」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 自然界に存在する、人間にとって最も安定し、美しい比率のことですが、フィボナッチはその黄金比率を利用してチャート上の節目となる価格を割り出すテクニカル指標です。

 もう少し具体的にお伝えすると、上昇(下落)した値幅に対して23.6%、38.2%、50%、61.8%、76.4%といった価格水準で“押し(戻し)”が発生する可能性がある、という考えに基づくテクニカル指標です。

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最終更新:5/8(月) 20:00
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