ここから本文です

スーパーGTはレクサス連勝。名門セルモが富士を制した2つの分岐点

5/8(月) 11:45配信

webスポルティーバ

 5月3日~4日に富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT第2戦「FUJI GT500km RACE」は、レクサス勢が開幕戦と同様に強さを発揮した。ナンバー38のZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)が今季初優勝を果たし、2位はナンバー6のWAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ)、3位はナンバー37のKeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)。今回もレクサス勢が表彰台を独占した。

【写真】富士スピードウェイに、幻のF1マシンが現れた!

 しかし、ライバル陣営もそれを黙って見ていたわけではない。開幕戦は苦戦に見舞われた日産勢では、ナンバー23のMOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が予選2位・決勝4位と大躍進。一方、前回は全車にトラブルが発生して散々なレースとなってしまったホンダ勢も、その原因となった電気部品をすべて交換して臨み、第2戦ではナンバー100のRAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/伊沢拓也)が6位に食い込んだ。トップからは大きく離されたものの、レース途中にはレクサス勢と同等のペースで走るなど、決してパフォーマンス面で大きく劣っていない部分も証明してみせた。

 そういう意味でも、今回の富士スピードウェイはレース結果以上に激戦だったと言えるだろう。ただ、そのなかでも印象的だったのは、立川/石浦組が2番手以下に一時15秒もの大差をつける独走劇を演じ、最後まで危なげない走りで優勝したことだ。

 まずは3日に行なわれた公式予選。ここではGT500クラスでの通算最多ポールポジション記録を持つ立川が1分28秒101をマークし、トップに躍り出る。ところが、それに対して23号車や6号車が0.1秒以内に迫るタイムを記録し、予想以上の接戦となった。

 暫定トップは依然38号車であるものの、わずかながら予選時間は残っている。最後での逆転を警戒して、立川は2周続けてタイムアタックを行なった。そして、28分台を切る1分27秒825を記録。ライバルとの差を確かなものとし、通算22回目となるポールポジションを勝ち取った。

 レクサス陣営が強さをアピールした開幕戦で、38号車は目立たない結果(4位)に終わった。それもあってか、予選後の立川にポールポジションを獲得できたという安心感はほとんどなく、「ポールポジションを獲りましたけど、500kmの長いレースで数メートル、リードしているだけなので、ここから決勝に向けてチームときっちり話をして、万全の態勢で臨みたいです」と冷静にコメントしていたのが印象的だった。

1/3ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
4月13日発売

定価 本体1,472円+税

フィギュア特集
『羽生結弦 平昌への道』
■ヘルシンキの激闘
■宇野昌磨、本田真凜ほか